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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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ランドスケープといっても、自然の方。
スウェーデンに住んでから、やっぱり縁があって
北欧、デンマーク、フィンランド、ノルウェーに
行くことが多い気がします。ヨーロッパに
住んでいたら、なかなか北欧まで来ないだろうな。

そうすると、やっぱり風景の違いも
よく見えてきて面白いです。
スウェーデン南方からデンマークにかけては
平らな大地が広がってるのが特徴。
そしてこの風力発電も特徴の一つとして
嫌な印象をそこまで与えずに溶け込んでる
と、私は感じます。




そして最近、行ったのはMön と呼ばれる小さな島。
コペンハーゲンから車で一時間半といったとこ。
ここの特徴は石灰でできた絶壁。
平らな大地が続いているのに、突然、
海岸沿いに絶壁があります。不思議な風景。


冬だと絶壁が東を向いているので太陽の光を
受ける時間が短いのと、(午後に到着したら
すでに太陽が西の方へ行ってしまってたという意味)
冬の光の強さではあんまり白く映らなかったのが残念。
けど、風が強くて寒かったー!


エストニアの首都、タリンへ週末旅行!
ストックホルムから船が出ていて
金曜日の夜に出発、土曜日の朝到着して
その日の夕方に船で戻るというツアー。
タリンはかわいい街だと聞いてはいたけど
なかなか行く機会に恵まれず、今年
冬がくる前についに行くことができました。



ずっと天気がいまいちだったのに、この日は
晴れて、久々の太陽。それにもみんなで喜ぶ。



そして街も期待通りの雰囲気。
旧市街地は石畳が続き、でも
ストックホルムのそれよりも
空間に余裕があって、太陽の光が差し込み
建物の壁もパステル調の色合いが目立ち
全体的に明るくて、かわいい。



その市街地は城壁に囲まれ、教会等の
重要建築物は坂の上に集まっていたり、
ロシアっぽい建物があったり、
歴史も感じさせる独特の雰囲気でした。

ヨーロッパの都市は似ているようで
特徴があり、行ってみるとやっぱ面白い。
良い週末旅行でした。


5週間の夏休みももう終わり、先週からまた
仕事が始まりました。夏休みの後半は
久しぶりに日本の夏を体験!
今回の帰省は暑いということもあり
また家族との時間を考えて実家を中心に、
とはいえプチ旅行にも行ったりしました。

 

友だちの勧めで北海道のガーデン街道巡りへ。
北海道はスウェーデンと似ていると
聞いてはいたのですが、風景のスケール感や
空気感が確かに本州より似ていた気がします。
特におススメは十勝千年の森。
こんな場所が日本にもあるんだ…と思ってしまう
ような素敵な空間ができあがっていました。


 

他には友人が住んでいる福島方面へ。
喜多方の近くにある大内宿という
かやぶき屋根の軒並みが残る場所へ。
風景がこれぞ夏、と言う感じで本当にキレイで
だからこそ逆に、放射能のこととかを
考えると切なく見える、そんな感じでした。


 

その後は5年ぶりの仙台七夕を見に。
毎年、結局おんなじような感じの飾り
というのは分かっていても、やっぱり
何となく気になってしまう。
仙台の街はでも、元気でした。


 

他には興味本意で原発反対デモに参加したり
仮設住宅に設置された緑のカーテンの
視察について行ったり、そんなこともしつつ。
何か、まだまだなんだなって思ったり。

そしたら2週間はあっという間でした。
日本は暑いし、人が多くてセカセカしてて、
疑問に思う事も最近増えてきた気がするけど、
やっぱり落ち着くなぁ~。




前回も少し書いたけれど、この旅行中に
ギリシャの経済危機の影響を感じたことは
ほとんどありませんでした。
暑すぎて、暴動を起せる状況じゃないよ
って冗談を言っていましたが・・・

 

でも、アテネの街中はいたって普通。
暴動があったシンタグマ広場も
観光客を含め賑わっていました。

ところで、ギリシャ人のイメージというのは
楽天家で怠け者、時間にルーズ
って感じが一般的かな…。
今回の経済危機も、税金の流用、
仕事を怠ける、高額な年金の早期受給等々
ギリシャ人が仕事を真面目にしなかったから
みたいに言われているような気がします。
これはこれで当たっている部分も
あると思うのですが、ギリシャ人全てが
こういう生活をしている訳ではなく、
特に行政に関わっている、ごく一部の人が
したことであり、真面目な公務員もいるし
会社勤めの人は普通に働いています。
(これは日本だって同じような・・・)
税金も納める人はちゃんと納めているだろうし。

それとヨーロッパというのは日本よりも
やっぱり複雑であり、今までの歴史とか
隣国との関係とかがこんがらかっている
問題なんだろうな、とも思いました。
スウェーデンよりも移民の問題は深刻だし。

私は世界史にはかなり弱いのだけど、
ギリシャが栄えていたのは紀元前後の話で
それ以降はローマやらオスマンやらに
占領され続け、正式に独立したのは1800年代。
そしてそれもトルコにギリシャを占領される
事を恐れたイギリス、フランスの援助によって
独立することになった感じらしいのです。
ギリシャまではいいけど、トルコはダメね、
みたいな、ギリシャがEUにいると
都合がいいから、みたいな、
きっと私たちの知らない何かが、ヨーロッパ
の間ではあるのだろうなと思いました。
全然、うまく説明できませんが・・・
一概にギリシャが悪い!とは言えない問題
なのだろうなと言う事は理解できました。

旅行をしてギリシャ人に会って
多少ギリシャ贔屓になっているとは
思うけど、そういう意見がたまには
あってもいいのかなと思いました。
ただ、若者の失業率が高く、国を離れる人が
増えているし、ユーロにとりあえずは
残ることになったものの、今後どうなるのか
気になる話ではあります。
少しでも良い方向にいくといいな。

 

真夏のギリシャから無事に帰ってきました。
暑かったけど、40度の乾燥したアテネは
30度の湿った東京よりも過ごしやすかったです。
あと、日本みたいに屋内と外の気温差が
激しくなかったから、それもよかったのかも。

 

アテネの他にSerifosとSifnosという島に行きました。
”南の島のバカンス”という曖昧なイメージは
ここにあった!という感じ。青い空、海、白い砂浜。


 

島は特に乾燥していて、夏場は植物が成長しません。
昔読んだ、和辻哲郎の「風土」という本の中で
気候が人の性質、文化に強く影響すると言う様な
事が書いてあったような気がするのだけど
こっちに暮らして、色々な場所を訪れる度に
なるほどなーと思う事があります。

週末晴れるか、気温が上がるかどうかを常に
気にしているスウェーデン人と、一週間の
天気予報が全部晴れマークのギリシャ人では
性格が変わってくるよなー、とか。

昔、教科書で習ったことや映画で見た場所
本で読んだ話の背景とか、あ、本当にあったんだ…
と思う事が起こるのですが、今回の
ギリシャ旅行もそんな感じでした。


 

アテネの古代遺跡アクロポリス。
こういう場所に来ると、松尾芭蕉の
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
という俳句をいつも思い出すのだけど
ここもスケールは違うけれど、そんな雰囲気。
アテネが栄えたのは紀元前数百年という話。
長いながーい時間が流れていて
それでもまだ残っている遺跡とそれを覆う緑。
ありきたりだけど、自分の小ささを感じました。

今、ギリシャは経済危機の問題もあり
あまり良いイメージが持たれていないけど
そんな事は感じないような、楽しい旅行でした。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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