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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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今さら、何から卒業するのかと思うけど、
よーーーやくKTHから正式に卒業することができそうです!
ビザの関係もあって、自分で時期を遅らせていたという理由も
もちろんあるのだけど、先週の金曜日にようやく
最後の論文の単位をもらって、成績を知ることができて
卒業証書の申請をすることができました。
数週間後に証書が届く・・・はずです。

5月に労働ビザの申請が完了した時点で、
コーディネーターと話をして、申請したと思ってたのに
夏休み明けてもさっぱり単位が登録されず
数人にメール、電話しても、それは私のとこじゃない
とスウェーデン得意のたらい回しにされ、気が付いたら9月。
12月の卒業式に出席することを考えているので
ちょっと焦ってもう一度せかしてみた結果でした。


本当にこういう手続き関係の遅さにうんざりします。
でも、もうKTHとは関わらなくてよいし、
いよいよもって卒業証書が手に入る!楽しみです。


 


スウェーデン人の仕事に対する考え方は未だにわからないこと
驚かされることがたくさんあります。。。
先週、私と同世代の比較的新人の同僚の一人が突然、
「アジア、オーストラリア、南アメリカ旅行に彼と行くんだ」
と、言いだしました。12月から3カ月らしいです。


で、この話を聞いて

え、仕事は?辞めるの??何考えての!?
と思ったのは私だけのようで。
みんなの反応は至ってポジティブ。
そしてあんまり驚いていない感じ。


「楽しみだね」

とか

「やっぱり旅行に行くならそれくらいいなきゃね」

とか

「もちろん、その後仕事は戻ってくるんでしょ!?」

とか

当たり前に話していました。驚き。そんなのクビだよ。。。
と思ったのは私だけのよう。すごいなぁ。


インターンの話をボスとした一年前。
その時、会社の状況が今後どうなるかわからないから、
短期契約で様子見ながら・・・みたいなことを
言われたのだけど、その時はよく意味がわかってなかった。
こんなに人の出入りが激しいとは想像もしていなかったから。

仕事に対する考え方が何よりも日本と差を感じるとこです。
いまだに理解、想像すらできない事が起こるなぁ。
次は誰が何をすると言い出すのだろう・・・。


ストックホルム近郊、船で2時間半のところにある
今まで私も知らなかった、世界遺産に行ってきました。




ここはbirkaと言って記録上残されているバイキング時代の
一番古い集落跡地らしいのです。でも今はもう跡形もなく。
右の写真はお墓(古墳みたいな)ものらしいです。




 


小さな博物館があって、一日に3回(英語は一回)のガイドツアーがあって
お兄さん、目をつぶってるけど、本職は考古学者です。
でもちゃんと衣装を着て英語で冗談混じりのガイドまでしてくれました。
多才な学者さん。




 

ちょっとだけ住宅、船の復元。
時期によってはいろいろアクティビティもあるみたい。






でもちょっと歩くと、何にもなく、羊が放牧されてました。
湖があって、くさっぱらがあって、岩がゴロゴロしてて他には何もない。
そして閑散期ということもあったのか、人も少なくて
なかなかスウェーデンっぽい、観光地でした。
世界遺産なのに、こんな扱いなんて、さすがです。





キノコ狩りに行ってきました。
と、言っても何が食べられるのかの知識が0なので
キノコ観察に行ってきたって感じです。
それにしても、いろーんなキノコが見つかりました。


その中で魅かれてしまったキノコたち。

 

 




一番のお気に入りはこの特大キノコ。

 

 
写真の真ん中にすっと立ってるキノコ、見えるかな。
遠くから発見して、不思議な魅力に引き付けられて
しばらく虜になって写真、とりまくってました。
キノコって可愛いかも。。。
今度は知識のある人を連れて、食べれるキノコ狩りしなきゃ!





そして夜は今年もザリガニパーティ!
何回か食べているうちに、だんだん美味しいかもと思えてきました。
あえて一人でも食べたいものではないけど、楽しかったのは間違いないです。




ストックホルムから電車で40分弱の小さな町、Enkopingに行ってきました。
ここは友だち曰く、何もない町なのだけど、実はガーデニング好きの間では
“花の町”として知られている場所なのです。町の中にたくさん公園、緑地が
点在してて、散策マップなんかもあったりします。



  

デザイナーによってデザインされた場所があったり、
何でもないロータリー、水辺、歩道脇がとにかく花、緑で溢れてます。
しかも結構なボリュームでした。すごい贅沢な感じ。






マニアックにいいなと思ったのが、駅を出てすぐのバスロータリー。
普通はこういう場所は殺風景になってしまうのだけど
ここではバス停が埋もれるくらいに植栽があって
ベンチがあって、ちょっといい空間でした。



 


それと何より感動したのが、こっちの人の色彩感覚。
日本ではこんな組み合わせないよな、というような
カラフルでユニークなものが多かった気がしました。
本当に町中が花で色鮮やかになってます。


でも緑地、公園はそれ自体が彫刻作品のように、完結してしまってて
周りからちょっと孤立してる感じのものもいくつかあったのは残念。
もう少し、ひらけた感じになればなって思ったものがいくつか。
それとそれ自体のデザインも古典的な幾何学式で
噴水+彫刻、みたいなものが多かったのも残念かな。
でも町自体は花いっぱい!と言う感じで散策が楽しかった。
冬はどうなるのかな。

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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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