夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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ストックホルムでは毎年この時期にゲイパレードがあります。
3年目にしてようやく、見に行くことができました。
想像以上に大きなお祭り騒ぎ!
女の人同士の花嫁さんとか、男の人同士の花婿さんとかは当たり前。
他にも派手なパフォーマンスが・・・。
にしても、みんな気負いすることなく楽しそう。
団体ごとのパレードもあって、警察、自衛隊、消防、お医者さん、カフェ等々
今まで気にしたことはなかったけど、ゲイの警察官とかお医者さんとかいるんです。
当たり前のことなんだけど、パレードを見て改めて思いました。
こっちに来るまでは、差別をしていたというわけではないけど
生活の中で関わることがなくて、というか知ることがなかった世界。
でもここでは、日本よりもオープンで、このパレードを見ていたら
こういう、何と言うか自由な雰囲気、空気って日本にはないなーと。
老いも若きも男も女も誰でも一緒に楽しむ、みたいな。
そう思うと、やっぱり日本は堅苦しい社会なんだろうな。
そしてこういうパレードに参加したり、外に対して何かを発信する
っていうのも日本ではなかなか難しいんだよな、
ということも思い出しました。うーん。
何がいいか、真似すべきか、可能かとうかはまた別問題だけど。
パレード一つ見ても、いろいろ考えさせられました。
とにかく、みんな楽しそうっていうのは、羨ましいかな!
スウェーデンに来てから三度目の引っ越し、無事に終了。
3年間で4度目の新居です。ストックホルムは住宅事情が厳しく
ってどこの国でも外国人は大変なのかもしれないけど
日本のように簡単に借りられません。
今回もまた友だちのアパートをまた借り。期間は12月まで。
今回の引っ越しは条件が重なって、スーツケースで地下鉄往復で
何とか終わらせられました。引っ越し費用、ほぼ0.
日本のように引っ越し業者なんてものはないので
どうにか自分でやらなきゃいけません。不便、だけど
その分何でも自分でできるようになる気がします。
最近、自転車のパンクを直す術も習得しました。
ここで暮らしているとどんどんたくましくなっていく気がする…。
引っ越しを重ねるたびに、最小限の荷物で生きていけるように
なりたいなーとは思うのだけど、やっぱりそこまで減らすことは
できなくて。でも引っ越しは荷物整理のいいきっかけになる。
世の中には引っ越しが好きな人もいるようだし。
身辺整理と思って、引っ越しをあんまりマイナスに考えないで
楽しむくらいになれたらな、と思います。
でもやっぱ、疲れたー…。
そしてオランダから南下してベルギーへ。
電車でちょっとで別の国になってしまうのは未だに不思議。
まずはアントワープ。
ここはフランダースの犬の舞台。
小さい時、私も早朝からテレビの再放送見ていました。
ネロが憧れていたルーベンスの絵というのが
ノートルダム寺院にあります。宗教画は興味がないのだけど
ここでは、感動してしまいました。神秘的にキレイ。
でもアントワープの町はフランダースの犬のイメージで
行ってしまったら大間違いで、古い建物も残ってはいたけど
すっかりモダンな街。当たり前か・・・。
そして最後はブリュッセルへ。さすが古くからのヨーロッパの中心。
建物に重みと歴史を感じました。規模がやっぱり違う。
古い街並みが多く残されていて、石畳と教会、王宮そして公園。
まっすぐに延びる大通り、そしてその視線の先に見える教会。
ヨーロッパだーと思ってしまいます。昔の人ってすごいなぁ。
それともちろん小便小僧も見てきました。
これで世界三大がっかり、制覇です。
まぁ、うん、小さくてかわいい感じでした。
そしてブリュッセルといえばアールヌーボー建築。
大学生の時、アールヌーボーとかデコとか良く分からずに
授業を聞いていたけど、今になって、実物をみてちょっと納得。
日本でもこんな影響を受けた建物見たことあるかも。
やっぱりこういうのは実物を見ないとしっくりこない。
けどもっと授業をちゃんと聞いていればよかったと
今になって、ヨーロッパを旅行してみて思うのでした。
私の夏休みは大まかに三本立てになっていて
二本目はオランダ、ベルギー旅行でした。
と言っても引っ越しを控えていてあまり時間がなく
どたばたの4泊5日。でも楽しかった!
まずは友人の案内でオランダ。
オランダと言えば、運河、跳ね橋、そして花とミッフィーちゃん。
モダンな雰囲気がスウェーデンよりも強く、自由で
人ももっとフレンドリーで賑やか。
アムステルダムは歩けば水にぶつかり、風景には必ず水が。
でもストックホルムとはまた違くて人によって
作られたそれは整然としていてキレイです。
でも水際ギリギリに建てられた家を見ると浸水しそうで緊張する。
それからマニアックなことを言わせてもらえれば
道路の舗装のデザインが工夫してあって目を引きます。
あと橋のデザインがオシャレ。そしてベンチとか電灯、自転車ラック、防音壁
などなどのストリートファーニチャーがモダン。
別の日に行ったのがクレラー・ミュラーという美術館のある公園。
美術館ももちろん見ごたえがあったのだけど、公園がまた素敵!
入口に貸し自転車があって、自転車で回るための公園です。
自転車のための公園というと、ガッツリ、体育会系サイクリングを
私はイメージしてしまうけど、ここはそうではなくて
公園のスケールが自転車でできているということで
走っていると程良く景色が変わって、森の中、サバンナ、美術館
そして砂丘にも辿りつきます。美術館の外にも作品があって
それを見ながらフラフラしてると、また自転車道に戻る、みたいな。
この日は天気がよくて、とても気持ちがよかった。
こんな公園が日本にもあれば、と思う場所でした。
短時間で見たいものは見れて、満足のオランダでした。
現地を知ってる友だちがいるかいないかでは大違い。
今回もお世話になってしまいました。ありがとう!
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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