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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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こっちに来てから二年が経とうとしているけど
いまだに英語に苦労しています。。。
日常会話で意思疎通ができる程度ではあるのだけど…。
でも意思疎通ができてるだけで、ちゃんと話せてるわけではなく。
スウェーデンは英語が母国語ではないし、私の周りの友だちも
英語ネイティブの子はほとんどいません。
だから、「ほら、あれあれ!」「あぁーあれね」みたいな
会話がよくあります。みんな自分の言葉ではわかるんだけど
英語が出てこないんです。でも言いたいことはわかる、みたいな。
やっぱりスウェーデンにいる限り、英語の上達には限界を感じます。


というのも、論文の英語を英語ネイティブの知り合いに
添削をお願いしてて、最近、返信をもらったのだけど・・・
赤ペンが大量に加えられてました。その間違いというのが
結局、aとかtheとか使えてないし、単数とか複数とかも間違えてて
現在形、過去形とか。。。初歩的なことができてません。。。
こんなレベルの英語で修士論文を書いてるなんて、恐ろしくなります。


でもその知り合いは理解力があって、私のことをわかってくれて
添削されてすっきりした文章を見るとちょっと安心します。
言いたいことは変わってないけど、理解しやすい文章になってます。
そして英語の勉強になる。こういう風に言えばよかったのかーって。
やっぱり、いつまでたっても言語は難しいです。
ストックホルムの春は晴れて暖かくなったり(暑いかな?)、
曇って寒くなったりを繰り返し、だんだんと夏に向かいます。
日本みたいにほわ~とあったかい日が続くのとは違う気がします。



 
   
そんな日が続く中、暖かった日にVintervikenに行ってきました。
ここはノーベル賞のノーベルが昔実験をしてたというレンガの建物が
残っていて、市の中心部と夏は船で繋がっている場所です。


 

そしてここのランドスケープは最近新しくなったそうです。
最近の調べものの中でここの紹介を見つけたのですが
日本の禅の庭の精神と通じるとか。
何でかと言うと、場所の地形に沿って作られていることと
足し算よりも引き算でデザインが考えられたかららしいです。
確かにここもとてもシンプルな場所。
高低差に沿って段差が作られていることと
何となく芝生に木で境界が示されているだけ。
でもそれがこのカフェが入ってるレンガ造りの建物と
一緒になって、過ごしやすい場所になっていました。
疲れたら、コーヒー一杯という感じかな。
スウェーデンっぽい!




この奥には湖があります。市内の湖はもう溶けてるのに
ここはまだうっすら氷がはってました。
谷間にあるために他の場所よりも温度が低いから。
Vinterviken(Winter Bay)の名前もここからきてるそうです。
ちょっと街中から外れた場所にあって、気持ちの良い場所でした。
緑の季節にまた行こうと思います。





今週末はイースターでした。つまり復活祭、キリストが復活した日。
キリスト教では、クリスマスよりも大切な行事らしいです。
日本ではまだあまり知られてないかな。
私も特に思い入れがあるわけではないけど
スウェーデンでこの時期に売られる、カラフルな羽とか
イースターのたまごとか、飾りつけは好きです。
見てるだけで明るい気持ちになるというか・・・
春が来たなーという気分。

最近は晴れるとポカポカして、というか
少し暑いくらいになってきました。
長かった冬が終わって、みんな夏に向かって
どんどんとテンションが上がってきてます。
私もテンション上げていかなきゃなぁ~


他にも王立公園、郊外の王宮なんかにも行ってきました。




ここは中心地から歩いていける距離の公園。
ヨーロッパの公園は広くて、規模が大きくて
人の生活に近い気がします。ここもとっても居心地の良い場所。
勉強した風景画みたいな景色がいたるとこにありました。



 

これは最近建てられた図書館。屋上緑化されてて、と言うか
建物の周りの緑地と屋上が一体化されてました。
街中にあって、景色もいいし気持ちの良い場所でした。



 

ここが郊外の王宮。残念なことに公園の大部分は
夏に向けての工事中。だったけど、この日は雨上がりで
湿気っぽい空気が歩いていて心地よかった。
 

街なかだけじゃなく、観光地だけじゃなく
家にもお邪魔して、ごはんをご馳走になったり
現地の家庭を垣間見たり、
短期間だったけど、とても充実した旅行でした☆
でも今はそのおかげで怠け癖がついて、
旅行前の日常に戻りたくなくてしょうがない…。

論文で忙しいと言っていながら、月曜日から
イースター休暇で国に帰る友だちに誘われて
ポーランドに行ってきました。これが最後の機会かも…
と思ったら、行くしかないと思って。
短期間だったけど、現地人のガイド付きだったので
効率よくいろんなものを見て来れました。

友だちの家は首都のワルシャワにあります。
なので今回はワルシャワだけを観光。
ワルシャワも戦争で壊滅的にやられた町。
それと社会主義時代の影響なんかも残っていて
のほほんとしたスウェーデンとは違った印象でした。
郊外の何車線もある車道と大型看板、
どこまでも続く似たような住宅マンションなんか
どことなくアジアンな、中国っぽい雰囲気でした。


まずは旧市街地。

 

と、言ってもこれも戦争で破壊されたから戦後に
昔と同じようにヒビなんかも入れながら復元されたもの。
そういう説明がなければ気がつかないほど。
戦後の復旧だと、モダンな街が造られがちだけど
こうして昔のままを残そうとしたのは賢いねーと話してました。

でもその一方では

  

どんどん開発も進んでいます。これからもっと高層ビルが
建てられるみたい。まさに、建設ラッシュの真っ最中。
そして景色はこの建物の屋上からのものですが、この建物自体は
スターリンからの贈り物だそうです。社会でやったような話。
ポーランドの人はあまり好きではない様子だったけど…。
今は文化施設なんかもはいっているようでした。

そして、メイン通りからちょっとはずれると
まだ破壊されたままの建物が残ってたり・・・

 

これは普通の住宅だけど、壁にまだ弾丸の跡が残ってました。
日本だとこういうのはもう見られないから、何と言うか
歴史は事実だったんだよなー、と考えさせられました。

ガイドをしてくれた友だちはワルシャワのことを
よーく知っていて、歴史はもちろん、記念碑とか場所の意味
国民がどう思ってるかなんかを詳しく説明してくれて…
とても勉強になった町歩きでした。


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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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