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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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日本に無事に帰ってきました。
まず、初めに驚いたこと…蒸し暑い。湿気が多いこと。
暑いのは覚悟してたけど、予想以上にジメジメしてます。

久しぶりに乗った電車の女の子たち。
そしてサラリーマン、高校生、受験生。
そういえば、こういう雰囲気でした!

実家に帰って、おいしいごはん食べて、髪を切って、
買い物に行って、友だちに会って、温泉にも行って、満喫してます。

自分が忘れてたことはあるけど、
一年ではあんまり様子は変わってなくて
久しぶりに会う家族も友だちも変わってなくて
やっぱり、ほっとします。日本。

スウェーデンでは情報を手に入れるのに苦労したり
当たり前のことが当たり前にできなかったり
話してることがわからなくて、困ったり。
だけど日本ではそれがなーんの問題もなくできちゃう。
無駄に緊張する必要もなくて、ラクラク。
やっぱり、自分は日本人で、ここが暮しやすいんだなぁ。

帰国してもうすぐ一週間。そんなことを感じてます。
でも、、、蒸し暑いのはイヤダッ。
 

Capellagårdenのあるöland島も自然の美しい場所です。
他のスウェーデンとも、もちろんストックホルムとも違って
もっとダイナミックな自然でした。


 

島の面積の大部分は農業と酪農に利用されていて
それが作り出す景色もまたきれいなんです!



 

とある日の夕方、と言っても20時くらいかな。
この時期の北欧は日が沈むのがゆーっくりで影が長ーい。




 

学校の周りのお家もカラフルだけど周囲と合っていてかわいい。
スウェーデンの昔からの屋上緑化の屋根、大好きです☆



  

授業で行ったアルヴァールにまた一人で行ってきました。
360度この景色。こんな地平線を見たのは初めてです。
しかもいるのは私と牛たちだけ。すごい景色です。
と、言うことで寝っころがってみると・・・
見えるのは空だけ。空が本当に広く感じました。

しばらく一人で考え事。一年の反省とか今後のこととか。
もちろん答えは出ないけど、こういう場所で考えていると
全てのことが小さいことのように思えてきます。
そう、なんとかなる、なる。
いろんなものを見て、触れて、感じて、充実の一週間、、、
というより、刺激の多いすてきな一年間でした。


そんな私は明日、日本に一時帰国します。
久しぶりの日本に帰って、家族、友だちに会って
何を感じるか、どう思うか楽しみです!

私の参加したガーデニングコースは一週間の体験コース。
本科の人たちもいてそっちはもっと大変そうです。
行く前、外での作業が多くて体力勝負かと思ったけど
実際はそうではなくガーデニングの理論(簡単に)の
授業も結構ありました、スウェーデン語で…。
私のスウェーデン語力ではもちろん100%理解はしてないけど
習ったことは前に学校で習ってることでなんとなーく理解。

 

素敵な二人の先生。陽気で優しく、英語でたまに説明してくれました。
そしてクラスメイト(年齢層高めです)も英語が話せるので
結局、質問しまくりで迷惑かけちゃったかな、と反省。


1日目:花の分類について
何科とか属とかそういう話でした。
花の名前も説明されたけどスウェーデン語名と
日本語名は違うものも多く、しかも花の名前
あんまり覚えてない私にはなかなか大変な一日でした。


2日目:アルヴァールと言う場所(ステップみたいな)に行きスケッチ。
そこでのイメージをもとにお庭を造るのが最終目標です。



徒歩15分くらいの場所にこんな場所が広がってます。地平線。

午後は土についての授業。鉱物とかPHとかコンポストとか。
昔、理科の授業でこんなことやったなー…という感じの内容。



3日目:土の授業の続きとお庭の土作り。そして平面図を決める。
平面図を描いてくるのが宿題でした。



みんな個性が出てます。オモシロい。

 

これが対象地。日陰に強い植物と日向の植物に分けて二つ造ります。
芝生をはがして、コンポスト等を入れて、こんな感じに。



4日目:色についての授業。強い色と弱い色、反対色とか、美術の授業。
それと丸い花と直線型、扇形の植物をバランスよく植えることなどなど。
お庭造りの基本的なことを勉強しました。
そして午後に植物を決めて、レイアウトを考えました。
私は日陰のお庭のグループです。





5日目:ガーデニングショップに行きお花を購入。そして、植えました。

 

日陰のお庭。花をほとんど使わずに、ちょっとワイルドな感じ。
あくまでイメージはアルヴァールです。


 

こちら日向のお庭。背の低い植物と直線型の植物だけ使用。
周囲のお庭と差をつけるためにそうしたとか。砂漠な感じです。

 
一週間と言っても実質5日間。さらに語学の壁もあったので・・・
本当にさわりのことしか学べなかったけど、
ガーデニングをする時にどんな知識が必要で
自分が全然、勉強不足であることは自覚できました。
ガーデニングを本当にやりたいなら、まだまだ勉強しなきゃだぁ…。



おまけ:授業後に不思議なお庭にも連れて行ってもらいました。
というのも、それは森の真ん中にあって、プライベート。
二人の兄弟が父親から受け継いで、管理しているそう。





入り口もこんな感じ。秘密の花園…みたいな。

 

周囲をすべて森で囲まれていて、静か。神聖な場所のような、
何か秘密なものを育ててるような、不思議な雰囲気。
畑なのに人の生活感が全く無くて、現実味に欠ける場所。
一人ではいられないって思ってしまいました。
きれいなんだけど、きれい過ぎて…不気味とも言えるかも。
写真と文章ではうまく説明できないけど、不思議な体験でした。



スウェーデン南東の島ölandにあるCapellagårdenの
サマーコースに参加して来ました!コースはガーデニング。
スウェーデンに興味を持った時にネットで調べていて
たまたま見つけてから一度は行ってみたいと思っていた場所。
二年越しの夢の実現です☆


 

カールマルムステンというスウェーデンの有名なデザイナーが
デザイナーを育てるために作ったという手工芸の学校…かな。
学校の周りには大自然が広がっていて、他に何もない。
宿舎も学校の中にあるのでそこでみんなで暮らします。
お花が溢れていて、どこを撮っても、絵になる世界。


 

ガーデニングの他にもテキスタイル、木工、陶芸のコースがあります。
だから学校内は常にデザインに溢れてました。写真はテキスタイル科。
毎日、違う模様がお庭に干されてました。キレイ。



  

これは最後の日の展示会の様子。各科ごとに展示します。
一週間の作品とは思えないほど、みんな独創的ですごい☆
こういう環境にいるとどんどん刺激されるのかなー。
しかもみんな真剣で毎晩遅くまで作業してました。すごく楽しそうに!
自分でやりたくて、頑張るって素敵なことだなって改めて実感。
私もそういう意味でも刺激された一週間でした。


ドライブしたり、都市を訪れて感じたことは
どこも花でいっぱいということ。
アルプスとかの野生の花はもちろんだけど
家の窓際とか、通り、店の前とかほんとうにキレイ。


 

木造の家とカラフルな花がとっても絵になります。
多くの家が赤い花を窓際に。おとぎ話の中の家みたい。

  

町中を歩いていてもセンス良く花が飾られてて
しかも町、場所によって飾り方が違ってたり。
歩いていてとても楽しい気分になりました。
周りを見ても、花に見とれて立ち止まってる人とか
木陰で休んでる人とか、日常に花が溶け込んでる感じ。
こういう雰囲気、すごくいいなーと思いました。
やっぱり、生活の中に植物、花って大切ですねぇ。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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