夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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考え事をしている時、ひたすら歩いたり
自転車に乗ったりが好きです。
そんなことができるような季節に
なってきた!と思ったら月曜から
みぞれ交じりの雪がちらついてます…。
小さい時、大人は仕事をすると思っていました。
そして仕事をするということは
社会に出るということで、社会貢献をして
世の中の役に立つ事が大切だ、
みたいな事を教えられてきた気がします。
特に就活の時なんか、そんな話ばっかり。
だから私も、自分が外に対して
できることはなんだろうって考えます。
自分の楽しみのため、お金を稼ぐため
以上にやっぱり何かしたいような気がします。
小さな事でもいいから。
でも、これってここではあまり通用しないみたい。
自分の時間が確保できて、それなりに充実してて
お金がもらえればいいんじゃない、
とあっさり言われてしまった。
まぁ、それももちろん一理あるのだけど。
世の中の仕事全部がやりがいがあって
社会のためにものすごく役立ってる訳ではないし。
でも、私の中のモヤモヤが理解されないのが歯がゆい。
そして、そういう環境に長くいると自分の
考え方が間違っているような気になってきます。
うーん・・・当り外れの話ではないのだけど。。
晴れたら自転車に乗って考えてみよう。
今週は3月11日が過ぎたこともあって
ストックホルムでも地震、原発についての
レクチャーやドキュメンタリーの放映があり、
仕事後に行ってきました。
そして何だか切ない気持になりました。
世界的な視線、興味でみると今回の地震は
Fukushimaとも呼ばれ、Fukushima=原発
と結びつけられてしまうようです。
レクチャーもドキュメンタリーも両方
メイントピックがフクシマと書かれていて
内容も主に、原発の被害がどれほどひどいか、
政府が大丈夫と言っている場所でも本当は危険とか
そういう話がメインでつまりはスウェーデンの
原発を廃止しよう、という流れでした。
もちろん、そういう議論は必要で
ここから学べる事は多いとは思います。
でも、個人的に、フクシマという単語が
県や市の名前であって、そこに街があって
人が住んでて、文化や歴史、美味しいごはん、
豊かな自然があって、のどかでというイメージを
一切持たずに、原発という意味になって
しまったというのは、切ないな。。
小学校の修学旅行で行った、とか
私の大切な友だちが住んでいる、とか
そういうことだけを私は思い出したいのに…。
でも、わからないじゃなくって
日本人なんだからもっとしっかり知って
考えなきゃいけないなと思いました。
そしてスウェーデン人みたいにしっかりと
声に出していかなきゃだめだよなとも思いました。
“空はどこでも繋がっているから辛くなったら
空を見上げてみればいいよ”
なんて、恥ずかしくて言えないような事を
スウェーデンを出発する時に友だちが言ってくれ
二人で笑っていたけど、こっちに来てから
何となくこうすることが癖になっているかも。
3月11日のストックホルムは晴天、
青空が広がっていました。
この一年間は私にとってもいろんな事が起こり
あっという間に過ぎたけど、重たい時間でした。
たくさん、たくさん、バカみたいに考えて
その中から少しだけ、できることはやってみたり。
でも結局、まだスウェーデンにいます。
スウェーデンにいなきゃできないこと
今、自分がここにいる意味を見つけたい、
けどそれを見つけてここに残ると決めるのも怖い。
日本に帰って人のために何かやりたいと
言うけど、具体的に考えるのも怖い。
それは本当はただのホームシックで甘えてて、
日本に帰りたいだけなのかも。
目の前にある大変なことから逃げたい言い訳、かも。
結論は今決めないで、先延ばしにしようと思うけど
そうするとやる気がでない。
そんな感じで堂々巡りの一年間でした。
きっと時間なんてあっと言う間に過ぎてしまうから
また一年後を迎える時は、へこまないくらいには
自分の納得のいくことをしていたいし
泣かなくてもいいくらいには強くなっていたいな。
それにしても、いつから私はこんなに根暗になったんだろ…。
また今日からがんばろう!
毎年冬の時期にある会社のスポーツディ。
去年、一昨年はスキーでしたが、今年はあまり雪がなく
忙しくて日程が遅くなったということもあり半日散歩!
今さらだけどDjurgardenに行ってぐるっと散歩+フィーカ。
だけどまだ行ったことのないエリアがありました。
突然、異世界に投げ込まれたような、
何か現実離れした場所でした。映画のセットみたいな。
もしかして人影がなかったせいかもしれないけど。
そしてみんなでお茶をして外に出たら
いきなりの晴天!雲ひとつなく、気持ちのいい天気。
みんな一気にテンションが上がり、上機嫌。
その雰囲気につられ私ももっと歩きたくなり
結局家までのんびり歩いて帰ってきました。
やっぱりストックホルムはキレイな街だな~と実感。
ほどほどに仕事をして、散歩して、fikaして
これがスウェーデンに住む一番の良い点、なのかな。
今週はマイナスまで行かない温かい日が続いたので
週末になったら、自転車に乗ろうと思っていました。
だけど…今日は意外と寒くて、いくらこいでも
体が温かくならないし、寒さで頭が痛くなるくらい…。
まだ自転車に乗るには早いようです…。
でも、一度スケートに行きたいと思っていた湖は
もうすでに溶けはじめているし、芝生も見えてきています。
そして今日の本当の目的はUlriksdalにある
お花屋さん?園芸ショップに行くこと。
春気分を少し先取りしたくて、色に囲まれる場所
と言えばやっぱりオシャレなガーデンショップですね。
カフェも併設されています。色とりどり。
みんな考えることは同じようでたくさんの人。
そして今日買って来たのはポスクリリィと呼ばれる
スイセンの花。ポスクとはイースターのことで
この花を見ると春が来たな~と思います。
春と言えば(関係ないかもだけど)
最近スウェーデンの王女さまが女の子を出産しました。
会社では次の日はみんなでその話題。
明るいニュースはやっぱりいいな。
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最新TB
プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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