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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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先週の木曜日、会社の近くソーデルマルムに
新しい子どもの遊び場ができました。
Per Anders Fogelströmという絵本作家が書いた
Mina drömmars stadと言う絵本がもとに
なっています。スウェーデン人ならみんな知ってるらしい。
そして木曜日に公園のオープニングパーティ
なるものがあり、仕事の合間に行ってきました。


  

何って、まぁ、人、子どもが多すぎて
公園自体はよくわからなかったのですが
とーっても可愛い遊具やお家や仕掛けが
いたるところにあって、その通り絵本の中みたい!

そしてこのオープニングセレモニーも
作家さんが来たり、市の人が来たり
ピエロが来たりとすごい賑わいでした。
また少し落ち着いた頃に行ってみたいと思います。





最近、ちょっと気が抜けてて周囲を見ていなかったら
いつの間にか、花が咲き乱れる季節になっています。

一年前、そういえばチャリティーイベント第一弾を
やったのだったな、とふと思い出しました。
勢いで始めたけど、どんどんと仲間も増えて
それなりに楽しみながら続けられている、はず。

でも私たち、スウェーデンに住む日本人
という共通点を抜いては、多種多様と言う感じ。
年齢も興味の対象もやっていることもバラバラで
不思議な集まりだと思います。
そして私なんかグループの中では
年齢順に行ったら下の方なのに
対等に、むしろ強気に意見を言っています…。
でもみんな、そんな事を気にせずに
思った事を言いあって、話合って
ものごとを決めて行く事が多いです。
日本にいたら中々あり得ない環境。

そんな状況なので常に物事が
スムーズに進むわけでもないのですが
そうやって、一つの事に向けて
真剣に話し合える仲間ができた
っていうのはすごい事だなと思いました。
人との出会いはやっぱり面白いです。

 


あまり人に言っていなかったのだけど、
日本の大学生時代、学部の卒論を私は
‐スウェーデンデザインのイメージが成立した背景について‐
という、ランドスケープとも都市計画とも
ぜーんぜん関係ないテーマで書いていました。
こんなテーマ、学部はよく許してくれたものだ
と今になって本当に思いますが…

最近、調べものがあって、ふとこれを思い出し
久しぶりに読み返してみました。
学部的にだいぶ的外れではあったけど
的外れなりに調べてあって、日本にいながら
少ない情報の中、よく書いたものだと思いました。
2006年に書いていて、これはイケアが
オープンするちょっと前、今よりも
スウェーデンの知名度が低かった時に
スウェーデンの高福祉、環境への取り組みが
バックグラウンドにあるデザインに対し、
これから日本でも受け入れられ、流行る
というよりも日本の生活に馴染んでいくのでは、
みたいな事が書いてありました。

あの頃に本や雑誌、聞いて得た情報から
書いたものが、スウェーデンに暮らして数年が経ち
実際のスウェーデン人の考え方、生活に確かに
見られるものがあり、なんか面白かったです。
その当時はやっぱり、ポジティブな面が多くて
今はさらにその先の事まで考えるように
なったのだな、ということも気がつかされました。

それと、今通っているスウェーデン語の授業を
通して、スウェーデンの歴史とか背景とかにも
また触れる機会があって、本を読んでみたりして
論文の時に調べたような一般に言われる
スウェーデンのイメージと、大学院時代に
学んだ都市計画の歴史とか、暮らしていて
感じる人々の考え方とか、バラバラに頭の中に
あったものが少しずつ繋がり始めました。

こういう事は感じた時に書きとめて
まとめておくのが大切だと思うので
時間がある時に、アップしていきたいと
思います。文章が長くなってあまり面白くない
かもしれないけど、興味のある方はぜひ。


 


今日は朝から用事がありガムラスタンへ。

というのも、スウェーデンの会社では
労働環境というのもとても重要視されていて
私の会社でもよく環境向上のために何をすれば…
みたいな話し合いがされています。
今年はついに外部の専門家を呼んで、
その人(外部の人)と全員が個人面談までして
会社内の問題をみつけ、解決しようということに
なっています。今日が私の面談の日でした。

外部の人であり、話した内容は匿名でしか
報告はされないということで、だいぶ自由に
話ができるというのが狙い。
私も結構、思っている事を言えたような。
でも、自分の不満というより、会社全体の
雰囲気みたいな話が多くなってたようで
面談の最後に、全体をうまく観察して
会社の雰囲気をよく把握、分析しているね、
と言われてしまいました。

この能力、日本で働くならとても重要だと思う。
けど、ここにいたらもしかして無駄な能力
なのかもしれないな、とふと感じました。
だから無意味に気を遣って疲れたり
してしまうのだろうと。もっと自己中心的に
なれたらいいのだけど・・・。

全員の面談が終わったら、今度は
全体でワークショップ的なものが
行われる予定です。果たして労働環境の
改善は成功するのか、気になるとこです。




仕事上での一年の区切りがスウェーデンはおかしい。

仕事を受けて、締め切りがいつ、という話に
なった時、今の時期よく言われるのが
「夏前に終わらせるね」とか
「それは秋に伸びたよ」とか。
共通語のように「夏」と使われるけど
厳密にはいったいいつのことなのか…。
というのを日本人の友だちと疑問に思っていて
最近、スウェーデン人の同僚に聞いてみました。

夏=夏休み
秋=夏休み後

と言っても、会社、人によって夏休み
って時期が違います。
そして夏前=春では決してないし
秋=秋ではなく夏休み後ということ。

さらに冬が近づくと、

「クリスマス前に提出ね」とか
「次のミーティングは春に」とか

よく使われるようになります。
ここでもクリスマス休暇は会社、人によって
多少ばらつきがあります。さらに春=春
ではなくクリスマス休暇明けを意味しています。

つまりスウェーデンの一年は

夏前
夏(休み)

クリスマス前
クリスマス(休み)

夏前
・・・・

という風に人々の頭の中では区切られている様。
夏、冬は休み
秋と春に仕事ってことかな。
何ともアバウトな、そして休みを区切りに
一年が流れているんだなっていうのがわかる。
スウェーデン社会、こんな感じです。。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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