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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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ストックホルムはもうすっかり秋模様です。
去年より晴れた日が多く、暖かい気がするけど
朝夕はもう寒いし、風は冷たいし。
スウェーデンの秋は気がつくと秋になってて
と思ったら冬だ!という感じ。あっという間。
だから今のうちにこの秋の晴れた雰囲気を
満喫しておかないと。


話は変わりますが、先週のある日、
産休で休んでるママが3人もうちの会社にはいるんだけど
みんなが子どもを連れて遊びにきました。
しかも一人は双子のママ。いきなり会社に赤ちゃんが4人も。
みんな典型的な西洋の赤ちゃん。可愛くて仕方なかったです。
そして就業時間にも関わらず、みんなでfike(お茶)をしました。
久しぶりに会うからみんな話もはずんで、楽しそうで。
こういう雰囲気、いいなぁと思ってました。

スウェーデンでは産休にママ、パパが1年ずつ
お休みをとれるのは当たり前。復帰後のポジションも
ちゃんと確保されてるから、安心して子どもを産めます。
そして制度もそうだけど、何よりこうやって遊びに来た
ママたちを温かく迎え入れる会社の雰囲気がいい!

今、スウェーデンはベビーブームなんですが
こういう会社の状況を見ると納得できる気がしました。


最終日です!
この日も朝からバスに乗って出発。

MEFJELL

 


ここはアートプロジェクトっぽかったです。
この石、そんなに大きくないかと思いきや
中の空洞はちょうど私と同じくらいの大きさ。
ここは高木は育たない標高の高い場所。
周囲には草地と山が広がるだけ。
死後の世界の一歩手前みたいな
ちょっと不気味な不思議な場所でした。


NEDRE OSCARSHAUG

 


ここもアイディアが良かったです。
このガラスを回して名前の書いてある場所に合わせると
その対角線上に見える山と重なって、名前がわかる
という仕組みになってます。説明がうまくできないけど。
大自然の中にこれがポツンと立ってるだけ。
景色の邪魔にもならなしオシャレでした。


STEGASTEIN

 

ここが最終地で私が一番楽しみにしてた場所。
予想通り、すごかった。ガラス一枚隔てて崖。
しかもそのガラスが少し外側に傾いてるから
安全だとわかってるはずなんだけど、近づくとすごく怖い。
でもそこから見下ろす景色は絶景でした。




それから突然、締切の迫っているプロジェクトの話になり
天気もいいし場所もいいからここで話し合おうということに。
プランを取り出し、それぞれ意見を言い合う。
こんなところでと言う感じだったけど、こんな場所だからこそ
みんな楽しそうにディスカッションしてました。


長いと思った旅行はあっという間に終わって
でもランドスケープの話だけじゃなく、
スウェーデン人のこととか、みんなのこととか
いろいろ学べる旅行でした。充実の5日間でした!



TROLLSTIGPLATAET

 

ここはまだ工事中のプロジェクト。
レストランなんかも近くに建てられるそう。
この展望台はすぐ下を流れる川を間近に見られます。
雨も降っててすごい迫力。雨に濡れた感じがきれいでした。


GUDBRANDSJUVET

 


ここも川の濁流を真上から眺められます。
木々の合間を縫ってクネクネ、ギザギザと
足場がデザインされてました。いろんな角度から
川を見下ろせるのも迫力満点!


ORNESVINGEN

 


ここからは壮大なフィヨルドが見下ろせます。
水の流れを使ってあえて自然の中に人工的な滝を作るのは
ちょっと不思議な気もしたけど良かったです。
水の落ちる感じがきれいでした。
そしてこの透明な地図は実際の風景と重なって
その説明をしてくれてます。これはいいアイディア!



FLYDALSJUVET


 


ここはつまりはただのトイレなんだけど、デザインが可愛かった。
日本の休憩所のトイレもこういう感じになったら
もっとドライブが楽しくなるんじゃないかなぁ。


LIASAND

IMGP2521.JPG 

この日の最終地点。森の中にベンチとかが点在してて
近くに川も流れていて、楽しくなる場所でした。
ベンチもいろんな形をしてたり、ちょっとした
インフォメーションがあったり。
写真に写ってるアヒルみたいなベンチ、何か良かったです。
そしてみんなやっぱりはしゃいでました。


一日バスに乗ってただけの日でしたが、
夜にはとっても疲れてました。
次の日からがこの旅のメインの目的。
バスにひたすら乗って、山の中に点在する
ランドスケープのプロジェクトを見て回りました。

SOHLBERGPLASSEN



これは見晴らし台。私が感動したものの一つ。
普段はこういうコンクリート打ちっぱなしのものは
あんまり好感がもてないんだけど、
大自然の中に木々の合間をぬって建てられ、
先の川に続いて行くうねうねした形は、
存在感があるんだけど環境に溶け込もうとしてて
何だかあんまり嫌な感じがしなかったです。
下に降りた時も自然の光が入ってきて、きれいでした。
うまく説明できてない気がするけど…。
とにかく、私は感動しました!


STRAUMBU



ここはトイレと小さなインフォメーションセンター。
標高がすでに高いから周りの風景に花が咲いていない分
ここのお花畑が新鮮で、印象的でした。
すぐ近くに川も流れてて、ドライブに疲れたら
ちょっと立ち寄って、小休憩所という感じかな。


ATLANTERHAVSVEGEN



それからこんな橋も渡りました。
最前列に座らせてもらって、ジョットコースターみたいで
上っていく時は、このまま飛んで行きそうな感覚に。
スケールがでかい!


ASKVAGEN

 

次第に天気が悪くなってきて…
ここに着いた時は雨も風も強かった。
岬の先にガラスで囲われた見晴らし台があるだけ。
天気が荒れてるせいもあって、臨場感がありました。
海がすごく近くに感じた。。。でもちょっと怖かった。


KJEKSA

 

この日の最後の場所。道路際にベンチがあって
その先に海まで繋がる道が舗装されてます。
疲れてて、寒かったせいもあると思うけど
ここの印象は薄いなぁ。。。


そして夜は海沿いのコテージに。
美味しいごはんを食べて、この日の夜はBastuに初めて挑戦。
何かというと、サウナに入って温まった後に
冷たい海に飛び込むっていう、、、アレです。
お酒のんでるし、みんなテンション高くて
サウナの中では大合唱して、外に出て騒ぎながら海に。
想像していたよりは平気なもので、2,3回繰り返してると
感覚が少し麻痺してるのか、気持ちいいような気分に。
何はともあれ、体張っただけあってみんなと
もっと打ち解けた気がしました。



初日は夕方の飛行機でオスロに飛んで、
川沿いの素敵なレストランで食事。
そして次の日、最近できたオペラハウスに行ってきました。


 

雑誌なんかでは写真を見たことがあって
すごいものができたくらいにしか思ってなかったけど


  


天気がよかったおかげもあって本当にきれいだった。
建物の上にも上れるようになっていて自由に歩きまわれます。
上まで行くと自分がどこにいるのかわからなくなる。
雪山にいるみたいでした。溜息がでるくらいキレイだった。。。

内部ツアーも申し込んであったんだけど
解説はノルウェー語…。確かにスウェーデン語と似てて
みんなはほぼ理解できてるみたい。
でも私は…見てるだけで十分満足!




次に向かったのは郊外の新しい開発エリア。
といってもまだ住宅ができてなくて公園だけが完成してる場所。
この写真だけ見ると大自然の中の公園みたい。
実際に今は周りにほとんど何もなく、公園だけが整備。
これから住宅が建つんんて、ちょっと不思議な空間でした。


  

細かいとこまでデザインされてて
そして何より北欧人の公園のニーズに沿ってるなぁと。
犬とかベビーカーを連れた人が散歩したり
ジョギングしてたり、日向ぼっこしてる様子が想像できました。
そしてここでももちろん、みんな遊び始めてました。
設計者である前に利用者であること、と前に誰かに言われたような。
まずは体験することが大事なんだろうね。





その後、バスに3,4時間揺られて山へ向かいます。
到着したのは山の中腹にあるコテージのようなホテル。
写真のように周囲には何もなくてスゴイ場所でした。




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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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