Tack så mycket!

クリスマスイヴの今日、スウェーデンを出発です。
この季節、冬至が過ぎたばかりで光がやわらかい。



暗さとの付き合い方が上手と言うけれど
本当にそう思います。でも、私はこの暗さには
勝てなかった気がするなぁ。
晴れた冬の朝、雪の反射が眩しい景色が懐かしい。

五年半、長かったけど、あっという間。
半年なんて、あっと言ってる間もないくらいかも。
でも少し気持ちと考えを整理して
自分の優先順位を見つけたいと思います。
体も大事にしてあげよう。


ブログを書き始めて、6年くらい？
長い間お付き合いありがとうございました。
でも、書かない事が違和感かもしれないので
その時は、再開しますね。とりあえず、お休みです。




最後は、今年の会社からのクリスマスプレゼント。
私たちにあげるプレゼントのお金で、砂漠に木を
うえるというもの。このカードを私たちは貰いました。
要らないものより、すごく気分がいい！
こういうスウェーデン人の考え方、やっぱ好きだな。

また戻ってくるよ、Tack Sverige!!

Julbord

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今年も会社でクリスマスディナーがありました。
日本的には忘年会のようなものかな。
場所は今年オープンしたてのartipelagという
小さなコンサートホールや展示場の中に
併設されているレストラン。
街中からタクシー使っても20分くらい。
結構、森の中にありました。

着いたときはもう真っ暗。
ってこの季節16時には真っ暗ですが。
写真はレストランからの風景。
雪が積もって幻想的。素敵な場所。
メニューも伝統的なスウェーデン料理。

前菜に、ニシンの酢漬け、サーモン
ハムやチーズが出て、メインはソーセージと
ミートボール、ヤンソンスフレステルセ
と呼ばれるポテトとアンチョビのグラタン。
それにデザートがブッフェ形式です。
最後に食べれてちょっと満足！



スウェーデンの生活の中で一番、違和感
というか違いを感じたのが仕事場でした。
最近、ようやくその違いを受け入れられる
ようになってきた気がします。個人の性格とか
そういう問題ではなくって、こういうやり方
がここでは当たり前で、それに対して
落ち込んだり、悩んではいけないのだな、と。
まぁ、吹っ切れることを学んだというか。

同僚とも仲良くなってたんだなーと
改めて感じた、そんなクリスマス会でした。

これから

私がストックホルムの中で好きな景色。
ここに来ると、ストックホルム、綺麗な街だな
って思ってちょっと元気になれる場所。
誰もいない自然の中も好きだけど、
人の動きが見れる街中もやっぱり落ち着く。

でも、ここからしばらく離れることにしました。

まずは半年、休職をして日本へ、仙台へ帰ります。
誰がまだブログを見てくれているのかわかりませんが、
直接報告できなかった方々、ごめんなさい。


ここに来て、暮らしてみて、学んだことはたくさん。
でも、自分の中で一番わかったのは、自分が
日本人だという事とそれは変えられないということかも。
ってよく有りがちな答えだけど。でもスウェーデン的な
生活を物理的に手に入れることはできても、
自分がスウェーデン人になることはできなくて、
というかなりたくはない。そして日本で言われて
いるような、スウェーデン的な生活も、ストレスが
ないわけではないし、むしろ日本人よりも
精神的に不安定な状況に陥りやすかったり、
人間関係も家族関係も薄かったり、社会的な問題も
深刻だったり、全然完璧なんかじゃない。ただ、
日本にないものがここにあったりするから、
そこだけを見ていいなーと思ってしまうんだと思います。


だから、結局は自分なりの基準をつくって、
自分なりの優先順位を決めて、
そこに満足しながら暮らしていくのが一番いいのだろうなぁ。
というかそれしかないんだと思う。そう悟ってしまったら、
やっぱり日本へ帰りたくなりました。ただ、日本に帰っても、
ここで手に入れた自分の価値観を大事にして、
だから海外帰りはなー、と言われようと気にせずに、
自分の信じることはぶれないように、これはやっちゃダメだ
と思っていることは変えないようにしたいな。
甘いとか若いとか日本を知らないとか言われるだろうけど、
まぁ、行けるとこまで行こうと思います。ここに来たことで、
おもしろい友だちにもいっぱい会えたのも大きいかな。
めげたらスウェーデンに戻ってくればいいし。
そう思うと心の余裕があるかも。

ということで、日本に着いたらブログは
しばしお休みするかな。日本で面白いこと始めたら
また書くかもしれません。もう少しだけ、おつきあい下さい！

チャリティーイベント 第五弾

日曜日に久しぶりにチャリティーイベントを行いました。
去年と一緒、やって好評だったクリスマスカード作り。
二回目だと準備するものとかに工夫が出て
さらに凝ったものができたかも。



去年よりもきた人は少ない気がしたけど、
たくさんきてくれた留学生のみなさんが
頑張ってくれて195枚。すごい！
ただ、もっとスウェーデン人に来て欲しかった
というのも本音かな。
いつもだけどそれが難しいのです。

地震から1年以上が経って、遠く離れた場所で
人の興味を引き止めるのは難しい。
でも、今回は日本人留学生がたくさん来てくれて
その中にも、現地でボランティアをした人
が何人かいたりして、さらに私たちの
活動で少しでもお手伝いできればと言ってくれて
頼もしく感じました。っていう言い方をすると
自分の歳を感じますが…。

カードが無事に子どもたちへ届きますように。
少しでも楽しい瞬間を共用できたらいいな。
そんな気持ちです。

ストックホルム

晴れるとこの街は本当にきれい。
ここにいてよかったと思う瞬間。
しばらく晴れが続きますように。