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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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今週末はお客さんがあり、ストックホルムを
街歩きしてきました。天気が悪く、寒かったけど
いろんなところに春を見つけることができました。


 


お客さんは大学の時の後輩なのだけど、
一応私の方が一年早く卒業してて
海外生活ももう3年だし、事実上は先輩だけど
そう言われても全然、ピンとこない感じ。
こんな私を訪ねて来てくれるとか不思議な感覚。





でもやはり同じバックグラウンドを持っていると
ヨーロッパについて感じること、働くということ
外と比べて見た日本とか、日本で働くこと、この先のこと
可能性も不安も願望も悩みも共感することが多くて
話していて楽しかったです。





でもやっぱり違うところもあって、
私が仕方ないと思ってることを
もっとちゃんとしっかり考えていたり、
今の自分をまた考えさせられたり
よい刺激を受けました。
この分野でこの先も日本でも働くというのも
そんなに悲観的なことではないし
頑張ってみるのもいいのかもしれないな、とか。





とまぁいろいろ考えたところで、今の私は返事待ちだから。
でも進路に悩む時期に、よい話ができました。ありがとう!




5月1日はValborgという日でスウェーデンは祝日。
そしてその前日は春を迎える火を焚く日。
それと学生の町、UppsalaやLundでは大きなお祭りがあります。
噂には聞いていたけど、今まで行ったことがなかった
ウプサラに今年はついに行ってきました!
とりあえず、すごかった。


 


まずはウプサラを流れる川で、学生の手作りボートの大会?
と言っても、競うわけではなく、思い思いに手作りの
ボートに乗って川下り。たまに転覆してる組もあったり。
何となく、盛り上がりに欠ける感じだったけど…
やってる本人たちが楽しそうでした。


  


まぁ、その後はとにかく至るとこでみんな飲んでます。
人、酔っ払い、お酒、ゴミ、、、って感じ。
日本の花見に近いけど、本気酔っ払い率が高い気がします。
本当、みんなよく飲むよく飲む。。。
こういうスウェーデンのイベントを見てると、
彼らはお酒を飲む理由がほしいだけなのでは
と思ってしまう時があります。みんなお酒大好き。
アルコール分解能力の差を見せつけられてる気分。





私たちはこの雰囲気に圧倒され、暗くなる前に帰って来ました。
そして夜はストックホルムでたき火を見ました。
これが終わったら、スウェーデンにも春が来ます!




ストックホルムでは毎年この時期に日本人団体による
お花見があります。話は知ってたのだけど
今まで行ったことがなかったこのお祭り。
桜はまだ咲いてなかったけど、賑わっていました。

 

こんな感じで着物のファッションショーがあり
スウェーデン人の子も着物を着たり。可愛かった☆
歌を歌ったり、日本食屋さんが屋台を出してたり
合気道、折り紙、習字、弓道のお披露目、このあたりは
想像のつく範囲内だったのですが・・・


 

今年からスウェーデン人によるマンガ会が参加。
特にこの二人が強烈でした。
キングダムハーツの誰かになりきった彼と
宇宙戦艦ヤマトを熱唱する彼。。。




日本のイベントにこういう人たちが集まるというのは
不思議な気がするんだけど、やっぱりこれも日本文化。
でもこういう若者に、日本の文化に興味があります、
日本大好きですって言われるとちょっと困ったりします。
せめて、これだけが日本ではないってことは知ってほしいなぁ。




日本でも多少はニュースになっていると思うけど
こちらは、大きな問題になっています。
直接、灰が目に見えて降ってきたりはさすがにないけど
飛行場がほぼ全面ストップ。今朝はスウェーデンの
北に向かうものは回復したという話はあったものの…。
そんなのは数便しかないはず。

ヨーロッパは日本に比べると日常に飛行機を
使うので、被害にあった人の話をよく耳にします。
ストックホルムから出られなくなったとか
通常1時間のところ6時間近くかかってバスで帰ってきたとか
一番ひどい話は、シンガポールに行って
帰って来れなくなり、ようやくとれた代わりのチケットが
5月15日。。。それより早いのは満席らしい。
陸路の方が早そうだけど、きっとそれも
いっぱいなんだろうね、と話してました。


こういう自然災害は予測不能だし、手だてがないから
本当に怖い…。地震が起きた時も思うけど、
こういう時、人って小さいなーと思ってしまいます。
地球の歴史から考えると、人間が出てきたのなんて
最近のことで、環境破壊だとか言ってるけど
結局はそんなのも地球からすれば想定内のことで
恐竜が滅んだように、人間もそのうちいなくなって
これから先、ながーく続くだろう、地球の歴史の
中の一瞬の出来事になるんじゃないかなって
考える時があります。ずい分、冷めた考え方だけど。
だから結局、地球にやさしくというのも、
人のためで人間のエゴでしかないのでは…とか。


でもだからと言って、環境破壊を促進しようとは
思わないし、逆に自分たちで汚したものは
責任もってキレイにしないとねぇ、とは思っています。
その方が私たちだって暮らしやすのだから。


先ほどのニュースによると木曜から通常になるらしい。
でもまた活発に動きだしたり、風向きが変われば
封鎖ということもあるはず。

やっぱり、自然には逆らわないで暮らした方がいいんだろうな。


 


日曜日、一週間ぶりに青空でした。
この日は日本人の友だちの友だちが活動している
Greenpease主催のポテトスープパーティに誘われて
行って来ました!ただスープを食べるというのではなく、
主旨はスウェーデンで近々、遺伝子組み換えのポテトが
解禁になるそうで、それに対する反対運動です。
遺伝子組み換えは、どんな影響が人体にあるのか
まだ解明されていないからコワイし
食べない方がいい、という意見には賛成です。
自然じゃないもの、やっぱりよくないと思うし。


 


スウェーデン語のプレゼンはあんまり理解できなかったけど…
自分の専門以外の日常会話じゃないのは、難しい。。。
晴れた日の外で食べるスープは、本当に美味しかった☆
Greenpeaceは時々、毛嫌いされたりするけど
自分たちの信じることがあって、それが環境とかに
結びついてて、こうやって頑張ってるのはすごいと思います。
一般的な流れ、意見に大きな声をあげて反対するのは
だいたい冷たい目でみられたりするから。
活動の目的が正しかろうと間違っていようと。


そしてこの日、新たにスウェーデンに住む日本人に
会いました。私よりも一桁違う年数住んでいる方々。
こういう自由な国に住んでいるからか、
元々そういう人だから、ここに住んでいるのか、
わからないけど、やっぱり自由に好きなことを
でも人一倍、楽しみながら頑張っています。
上には上がいるなぁといつも思ってしまう。
面白い話がいろいろ聞けました。

素敵な出会いのあった日曜日でした。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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