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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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先週の木曜日の午後にスタディトリップと称して
ストックホルム内の新しいプロジェクトの見学に
会社のみんなで行きました。


 

まずはうちの事務所の作品
Larsbergという住宅地の中庭。
もちろん子どもの遊ぶスペースが確保され
例のプニプニのゴムのマットが使われていました。
そしてこのフラワーポットも可愛かった。


 

その後は前に私も行ったLurparken,Forskolan Paletten。
ここは幼稚園に併設のようになっていました。
遊具が丸太、自然のもので作られていて、さらに
森の中のような場所にあって、自分が子どもだったら
きっとはしゃいでしまいそう。


 

その後は、前にもここで紹介したBlomsterdalenの公園。
オープンした後なので、前回に比べると、すごい子どもの数。
やっぱり使われてる公園を見るのは気持ちが良いです。
私たち、立派な大人ですが、はしゃいでいます。。。


 

ここは次の公園に行く間の住宅の中庭。
人工芝の小山の中に砂場。なかなか斬新でした。
そして花いっぱいの山。


 

最後はBlockriket Sjovikshojdenという新興住宅地の中の公園。
ここも丸太をふんだんに使っていて、贅沢な感じ。
場所がちょっと離れてるから、人がほとんどいなくて
日本で言う森林公園の中のアスレチックのようでした。
これでもストックホルム市内だから驚き。

どのプロジェクトを見ても、お金がかかってそうなものが多くて
やっぱりストックホルム市は今、景気がいいのでは、
と感じずにはいられない。このまま続くといいのだけど。


そして遠足?の後はボスの家でみんなでバーベキュー。
新じゃがのサラダにソーセージを焼いて、いちごとアイスを食べる。
22時近くでもまだ明るいから、みんなで外で
食べて、話して。とてもスウェーデンっぽい夜でした。

先週の日曜日にイエブレという町に行ってきました。
ストックホルムから車で2時間ちょっとの場所。
私はオフィスの広場のプロジェクトが一つこの場所にあるから、
友だちは前にここに住んでいたから、いつか行きたいねー
と話していたのが、現実になりました。
しかもクリスマスの時期、この町は大きなJulBockで有名。




これはスウェーデンの伝統的なクリスマスの飾りの一つ。
でも普通のはもちろん、こんなに大きくはないです。
そして毎年、これは燃やされてしまうというのも一つの伝統。
本当は燃やされてはいけないもので、防火対策が
毎年考えられているにも関わらず、火がつけられてしまうよう。
本当に大きかった。でもどことなく田舎くさい感じ?
がして可愛かったです。やっぱり、スウェーデン。




それから街中を散策。これは最近できた図書館。


 

この日は12月13日でルシア祭。この教会の中で式が
行われていたけど、有料と聞いて入らずに。
そして、窓際はどこもクリスマスのイルミネーション。


 

新興住宅地もチェック。水辺が近くて、よさそうな場所。
でもまだ完成していないので、ちょっと寂しい雰囲気が。
みんなイルミネーションは凝ってました。




最後にルッセブッレを食べてフィーカ☆
友だちの車で行ったので、快適な
週末の楽しいミニ旅行でした。

今週末は車を持っているお友達にドライブに
連れて行ってもらいました。
リクエストは車以外では行きにくい場所。


まずついたのはJarnaという場所。
ここの一角に不思議な形をした建築が集まって
病院とか幼稚園、工芸等ができる学校が集落になってます。
他からちょっと隔離されてるようなこの場所は
ある建築家団体によって設計されたとか。

 

そのコンセプトは人に癒しを与える形、色を使うというモノ。
宗教的な話ではなくもっと科学的な根拠に基づいて
いるらしいです。灰色コンクリート直線の建物ではなく
不思議にカーブしてたり、淡い色を使ってたり。


 


周囲からちょっと隔離されてて、自然に囲まれてて
というか自然に溶けこんでいて、確かにのーんびりゆったり
穏やかな気持ちになれる場所でした。
でもそれはここに限った話ではなく、スウェーデンの郊外に
行けばどこでも感じられるカモ、、と思ったり。


 

初めの写真のゾウみたいなの中にカフェがあって
他にも文化的施設になっていて中に入れる建物もありました。
内装も淡い色を使っているし、照明もほわっとした感じ。
カフェから外の庭にも出られて、噴水のようなものが。
これも水の循環を作って、音、水の動きが人の心に作用
するように考えられているらしいです。

この建築が本当に癒し効果があるのかはわからないけど
気持ちのよい場所であることには間違いなかったです。


その後に行ったのはTullgarnというお城のある場所。



こっちではお城と言っても王族が住んでた場所とか
別荘だった場所とか。日本のような仰々しいお城が
残っているわけではなくて、こんな感じ。
でも色づかいとか可愛らしいお城でした。
建物はバルト海に面していて見晴らしの良い場所。
優雅な生活が想像できる雰囲気。


天気も良くて楽しいドライブでした☆


ストックホルムの春は晴れて暖かくなったり(暑いかな?)、
曇って寒くなったりを繰り返し、だんだんと夏に向かいます。
日本みたいにほわ~とあったかい日が続くのとは違う気がします。



 
   
そんな日が続く中、暖かった日にVintervikenに行ってきました。
ここはノーベル賞のノーベルが昔実験をしてたというレンガの建物が
残っていて、市の中心部と夏は船で繋がっている場所です。


 

そしてここのランドスケープは最近新しくなったそうです。
最近の調べものの中でここの紹介を見つけたのですが
日本の禅の庭の精神と通じるとか。
何でかと言うと、場所の地形に沿って作られていることと
足し算よりも引き算でデザインが考えられたかららしいです。
確かにここもとてもシンプルな場所。
高低差に沿って段差が作られていることと
何となく芝生に木で境界が示されているだけ。
でもそれがこのカフェが入ってるレンガ造りの建物と
一緒になって、過ごしやすい場所になっていました。
疲れたら、コーヒー一杯という感じかな。
スウェーデンっぽい!




この奥には湖があります。市内の湖はもう溶けてるのに
ここはまだうっすら氷がはってました。
谷間にあるために他の場所よりも温度が低いから。
Vinterviken(Winter Bay)の名前もここからきてるそうです。
ちょっと街中から外れた場所にあって、気持ちの良い場所でした。
緑の季節にまた行こうと思います。


ストックホルムに戻ってきてから、授業があるわけでもなく
論文を書く時間があるだけ。自分自身で時間を決めなきゃいけない
のはやることがたくさんあるよりも難しいです。
でも、自由な時間も自分で決められるから
今まで気になってたけど、行けてなかった場所に行ってきました。




Görvälns griftegårdと呼ばれる場所。簡単にいえばお墓です。
スウェーデンのランドスケープのおいて重要な人の作品でもあるから
きっと、これも何か論文の役に立つハズ。

一人で行く冬のお墓はなかなかなものだけど・・・
スウェーデンのは日本のとは違ってもっと公園の要素があります。
散歩をしている人にも何人か会いました。

 


入口から丘に向かって細い道が針葉樹の間を通っていて
抜けると、ここのデザインのメイン、水の流れの始点があります。
と言っても冬なので水は流れてなかったのですが。
でもクリスマス飾りの残りのようなものが、凍っててキレイ。


 

この水の流れに沿って下りていくとだんだん視界が開けて
最終的に大きな水たまりにでます。
ここまでくるとまっ平らな草原と森が一面に広がって
しかもこの日は晴れていたのでとっても気持ちがいい!




丘の麓、平原が始まり水が辿り着く場所に教会と鐘台があります。
シンプルで周囲と比べると小さく感じる建物が、景色に溶け込んでて
とても神聖な雰囲気でした。特に冬だし静かで荘厳な感じ。


 

墓石も森の中にあったり、この開けてる草原にあったり。
森の中のは木に囲まれて閉じられていて
草原にあるのは外に、空に向かって開けてて、
ま逆だけどどちらも良い場所でした。

何と言っても空間にゆとりがあって、壮大な場所。
日本ではこういうお墓は無理なんだろうなー。
天気も良くて、お墓に行ったのに気分の良い一日でした。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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