夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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この間、会社で死刑制度の話になり
日本にまだ存在すると言ったら、同僚に
とても驚かれました。先進国でやっているは
野蛮なアメリカくらいだと思ってたよ、
みたいな事を言われた…。
私はいままでそれ程、違和感というか
疑問を抱いた事がなかったのだけど、
日本でも何度か廃止にするかどうかの
議論は行われていたような気がします。
でも、どこかに、自分で犯してしまった罪は
自分で償わねば、的な理論が通用する
日本では、犯した罪は懺悔をすることで
報われるキリスト教の考えに影響を
うけている西洋の国よりも、仕方ないんじゃない
と考えている人が多いような気がするのですが…
どうなんだろう。私だけ?
ふとした時に根本的なものの考え方の違い
というのに気がつかされる時があります。
全然タイプの違う話だけど、この前
力士はただのデブだ、的な事も言われ
腹がたってしまった、私…。
日本人の中では彼らをただのデブとは
あんまり言っちゃいけない空気があるような
気がするのですが。これもどうなんだろう。
ここはストックホルム中央駅のすぐ近く、
線路沿いの新しい開発と同時に行われた、
現存する広場の改修工事で2009年に
完成した広場です。その完成した年に
スウェーデンのランドスケープ内で
毎年行われるシエナプライスを受賞。
もともとはメーデーなんかに労働者が
デモを行ったりした場所らしいです。
その時の面影も少し残っています。
広場は重要な道が交差する場所に
位置しているために、歩行者の
導線が特に注意してデザインされている感じ。
そして確かに多くの人が常に行き来していました。
それと植栽計画にも力を入れているか
歩道に溢れんばかりの植栽。きれい。
花壇に日本みたいにポットから植え替えた
みたいなのではなく、多年草をうまくりようして
自然な、イキイキした感じなのがすごくいい。
ちなみに、最後の写真の奥に見える
大量の人は、対角にある広場に設置された
サッカー応援の為のスクリーンに集まる人々。
今年は4年に1度のユーロカップが開催される年。
スウェーデンはあっけなく負けてしまいましたが
今、決勝戦が行われています。
ユーロ、今は経済危機等でいろいろあるけど
スポーツは無関係に戦えていていいな、
と関係ない事を思いながら見ていました。
スペインもイタリアもガンバレ~。
Kista はストックホルム郊外、地下鉄青ライン上に
ある地域です。ここは空港に近いこともあり
数年前からIT関係の会社が集まってきた場所。
それと同時にKTHのIT系のキャンパスも
ここにでき、ビジネスと教育の両方が存在し
他にはない特色があるために
ストックホルムの都市計画の中でも、今後の
発展が期待されている地域です。
最近では空港から繋がる高速道路E18の発展、
トラム、地下鉄の路線拡張計画 に伴い
Kista中心部の周辺に住宅の計画もあったりと
さらに強化されようとしています。
もともとはここも郊外というために
移民が多く住み、あまりいいイメージが
持たれていませんでした。と言っても
今もここに行くと、純スウェーデン人っぽい人
よりも移民の方が多い印象があります。
(IT関係者は移民の割合が多いっていうのも
関係はあるとは思いますが)
さらに平日と休日、平日の夜では
集まる人、雰囲気が違うそうです。
簡単に言えば、ITエリアとそれ以外に
大きなギャップがある、というか。。。
私が学生の時にもKistaにある
ショッピングモールを初めとした
商業開発に関わっている人のお話を
聞く機会がありました。その当時、計画されていた
ショッピングモールが今は完成し
その前の広場が今は工事中でした。
ただ、行ったのがまだ寒い時期で
工事中だったのでいまいちな感じですが
このベンチとか今行ったら、日光浴をしている人で
埋め尽くされているのだろうな。
Swecoがここを担当していたと思うのですが
やっぱり、詳細まで丁寧にデザインしてあって
今どきのスウェーデンっぽいって思いました。
良い季節になったのでまた行ってみないと。
さらに高速道路の方へ進むと、これも最近完成した
Scandicのホテル&メッセ(展示場?)があります。
この怪しい建物はマイクをイメージしていて
有名な誰かが何かのコンテストで優勝した記念
(ものすごい曖昧な記憶ですが…)だとか。
これは空港から高速道路を走っていると見えてきます。
会議場やホテル、ショッピングモールを作り
ビジネスの拠点としての発展を狙っているのだろうな。
このエリア、とてもガメツイ印象が私の中ではあります。
現在すでに住む移民の抱える問題の改善を
という方向に開発は向かっておらず、
さらにギャップを広げる方向に向かっているような。
これは結局、ストックホルムのどのエリアにも
あてはまる問題だとも思うけど。どうなるのかな。
どうでもいいと言えば、どうでもいい事だけど
いつかやってみたいと思っていた事。
ストックホルムでは夏至の日に
実際にどのくらいまで明るいのか定点観測。
暇じゃないとできない事、今年はやってみました。
でもカメラの設定等がよくわからないので
実際よりも明るめに写ってしまった気がするなぁ。
19:30
20:30
21:30
22:30
23:30
00:30
そして夜が明けるのも早くて
4時にはもうすっかり朝の雰囲気。
04:30
明るさもだけど、空の色がどんどんと
変わって行く様子がきれいでした。
夜なのに明るいのはやっぱ、不思議な感覚。
こっちに住んで長くなると、
夏至のお祭りが嬉しいという気持ちより
夏至を境にだんだんと日が短くなることが
何だか寂しい気持ちになります。
でも、これからが夏休み。夏を楽しみます!
気がついたら、留学する前からブログを書き始めてて
もう5年以上も続けている事になります。継続は力なり!
そして最近、留学生や旅行者を紹介される
機会が増え、そういう方々と話していると
自分がもう当たり前と思って話している事に
すごくビックリされたり、感心されたり。面白いです。
ということでちょっとブログを見直してみようと
思って、意味があってなかったような
カテゴリーをもう少し分かりやすくしてみました。
そうしたら意外と事例紹介とかしてなかった事に
気がつきました。愚痴とか多かったかな…。
せっかく学んだ事、知った事、気がついた事を
忘れる前に記しておこうと思います。
事後報告になるけど、少しずつアップしていく予定。
関係ないけど写真は最近お邪魔した
スウェーデン人の一軒家のお宅。
子どものためのトランポリンがお庭にあって
それを低木で覆って目隠し。すごいアイディア。
余裕のあるスウェーデン暮らし、
やっぱり羨ましいカナ。
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最新TB
プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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