夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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スウェーデンにはムッレと呼ばれる森の妖精(?)が
いると言われています。でも、これは物語とか
そういうのではなく、環境教育の一環のようなもの。
私のスウェーデン人の友だちも小さい時に
幼稚園か何かの行事で森に行って、ムッレと
遊んだ事があると言っていました。
そして、遊ぶだけじゃなくリサイクルについて
教えてもらったそうです。
スウェーデンに来る前から、この話は知っていて
興味はあったのですが、今まで特に関わる事はなく…。
ようやく、最近、日本人でその活動に関わっている方に
誘っていただき、参加する事ができました!
小学校に入る前の子どもたちが対象で
みんなで森へ行き、自然で遊ぶ。
遊びを上手に促してくれるのがムッレです。
プレーリーダーみたいな感じかな。
まずは目的地へ行くまでも、おもしろい。
途中に生えているつくしや、
咲いているブルーベリーの花、
ありの行列とその巣を見つけたり、
道端の花を摘んで、冠を作ったり、
見るもの、触れるものに好奇心を示す
子どもってやっぱりすごいなぁ、と。
そして目的地へ着いたら、火を焚いて
パンとソーセージを焼き、ホットドック。
この辺、すごくスウェーデンっぽい。
ごはんを食べたら、ムッレ役の方が用意してくれた
森の中での遊びをみんなでグループになってやります。
ジャンプしたりくぐったり、大股で歩いてみたり
的当てをしてみたり、そんな事をみんなでワイワイ。
みんな楽しそうでした。
この日はムッレの格好をした人まではいませんでしたが
ムッレになりきった人が出てくることもあるそう。
小さい時からこうやって自然と触れ合える
スウェーデン人はやっぱり羨ましい。
こういう環境教育って教室の中でやるよりも
数倍も説得力があると思います。
森林は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を
緩和するのに役立つから守る必要がある
ではなくて
森にはムッレが住んでいて、楽しい
遊び場だから守りたい
って思える方が数倍、身近に感じて
頑張れると思うのだけどな。
スウェーデン人をみてるとそんな感じがする。
日本でももっとこういう方向で環境問題を
考えるようにならないかなぁ。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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