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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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地球の歩き方、北欧を買ってから、
いつかは行ってみたいと思っていた場所、オーデンセへ
イースター休暇を使って行ってきました。

 

この町はアンデルセン童話の作家、アンデルセンの故郷。
ミュージアムがあり、町中に童話にまつわる彫刻があり、
信号もこっそりおじさん型、アンデルセン一色、って感じの町でした。

  

イースター休暇ということもあり町は静か。
町のスケールも小さくて、童話に出てきそうな家が並び、
デンマーク第三の都市とは到底思えません。。

 

そしてストックホルムよりも南に位置しているので
花の開花も既に始まっていました!
風はまだまだ冷たいけど、晴れるとポカポカ。
のんびり休日を過ごしたい方にはおススメの町かな。

アンデルセン童話、みにくいあひるの子とか親指ひめとか
赤い靴とか、また読んでみたくなりました。




真夜中のベルリンを出発して、私以外たぶん全員
ポーランド人と思われる、英語のアナウンスのない
不安な夜行バスに乗り、研修旅行を離れ
友だちの待つGdanskというポーランドの町へ。
迎えに来てくれた友だちを見た瞬間、すでに
泣きそうになってました。無事に到着してよかった…。


そして、その日の午後から結婚式です。
教会では挙げたくないと言う友だちの意思により
公共の施設の中での式でした。




役所の人が来て、誓いの言葉を交わし、指輪の交換。
これは30分もかからずに終了。そして目指すはパーティ会場。
ポーランドの結婚式のパーティは盛大だという話は
聞いていました。でも本当にすごかった。。。





まず行ったのがキャンプ場の様な場所。
グループでコテージを借りてくれていて
パーティは二日に渡って行われます。

  

ユーモアに富んだ友だちなので、面白いパーティでした。
二人でいろんな音楽を混ぜたダンスを披露して、
途中でゲームがあったり、でも基本は音楽が一晩中
流れ、お酒(メインはウォッカ)食べモノが
次から次から出てきます。みんなもう、酔っ払って
老いも若きも一晩中、踊り続ける、そんな感じ。
そしてアジア女子は私たちだけで、たぶんアジアンな
女の子と話したことない人がほとんどで、
とりあえず、英語が話せなくても私たちと
積極的に関わろうとしてくれます。何度もダンスに誘われて
私も訳もわからず、誘われるがまま踊りました…。

こんなにモテた時間は今までの人生になかったのでは
というくらい。大事なモテ期をまた一つ使ってしまった様な…。
そしてやっぱり誘ってくれる方々の平均年齢は
ずいぶん高いのですが…。おじさん、、、おじいさん?かな。


土曜日だったのですが、パーティは結局朝の5時くらいまでは続き
コテージに戻ったのはもう明るくなり始めそうな時間。
でも次の日の日曜日、12時頃からまたみんなで集まります。
もうお酒は飲まないだろうと思いきや、行ったら
朝からみんなウォッカで乾杯・・・。すごいです。ポーランド人。


 

またゲームなんかもあり、これはハートの熱気球を空に
飛ばしている時のもの。小学生の理科の時間、みたい。


 

そして前日の料理もたーくさん余っていて、たくさん食べました。
不思議な料理もあり、でも魚も肉も何でもありで、美味しかった!





最後に私たちからのアルバムのプレゼントを渡しました。
海外に住むと友だちの入れ替わりが激しく、今までに
出会ったたくさんの友だちはもう、ここにいないことがほとんど。
その友だちに声をかけてメッセージを書いてもらい
アルバムにしたのが私たちのアイディア。喜んでもらえたみたい。


ほとんどの人が家に帰った日曜日も私たちは残り
次の日の月曜日にストックホルムに戻りました。
素敵な結婚式で、出席できたことが本当に嬉しかったです。
高校から付き合っているという二人。
もう二人でいることが当たり前すぎるような感じ。
羨ましいカップル。そしてそんな素敵な二人とは
いつまでも友だちでいたいなぁと改めて思いました。


 


夏休み最後のお出かけはスウェーデンの南へ。
コペンハーゲンに行く時、いつもはMalmö経由だけど
今回はHelsingborgを経由するという別ルートを。
というのも、今の大家さんと話しをしている時
もしもストックホルム以外でスウェーデン内で
住むとしたらここがいいな、と言っていたから。
どんなものかと思い、行ってみました。



お城は残っていないけど昔の要塞跡は残っていて
他にも街中に古い建物が残っていたり、
それと同時に水辺は海水浴、日光浴ができるように
デザインされていて、歩いて回るのに
ちょうどいい大きさの町だという印象を受けました。
それと人がちょっとフレンドリーかも。
でも言葉がなまってて聞きとりにくかった・・・。



 

それともう一つのここの特徴はデンマークとの距離が
一番近いということ。対岸に見えるのは
もうすでにデンマークでHelsingorという町。
定期的にフェリーが出てて20分程度です。
左がスウェーデン、右がデンマーク。近い!



 


その後、コペンハーゲンへ、友だちの赤ちゃんを見に。
スウェーデン人夫婦の子どもだから、いかにも
スウェーデンの赤ちゃんと言う感じでかわいかったです。
大きい青いくりくりの目が印象的。
友だちはすっかり親ばかになっていました。
コペンハーゲンの街はもう何度も来ているので
今回はあまりメジャーな場所には行かず
裏の方をフラフラ。でも面白いエリアがたくさんありました。
コペンハーゲン、面白い街です。




 

その後、Osbyというスウェーデンの南に位置する
小さな町にも行ってきました。私が到着した時には
友だちは既にキノコ狩りから帰ってきたとこ。
写真のキノコたちは毒入りで食べられないものばかり…。
でも庭で採れた野菜を料理してくれて、すごく美味しかった!
家には四匹の猫がいて、自然にのんびりと
贅沢な時間をここでは過ごせました。



と、いうことで長かった夏休みが終わります。
しばらく仕事から離れて、スウェーデン社会からも
離れてくらしていた、そんな気分。現実逃避。
明日からまた現実に戻らないとなぁ。
仕事を初めて3年目、スウェーデンに来て5年目。
数字の重みが段々増していく気がしてコワイ…。
さて、どうなるかなー。





国立公園の後は島めぐりへ。
場所をKöpmanholmenという島へ船が出ている場所に
移動したのだけど、見事に何もない・・・。
ホステルと併設のレストラン、船着き場があるだけ。
夕方、何もすることがないから持って行った本を読む。
時間の流れがゆっくりなような。



 

まずはフェリーに乗ってUlvönと呼ばれる島へ。ここは観光向けの場所で
お店やレストラン、カフェがありました。と言っても少ないけど。
スケールが小さくて家がおもちゃの家みたいでかわいい。


  

丘を登ると見晴らし台がありました。
町の中には古くからの教会がありました。
そして猫のいる素敵なカフェがありました。




  

次の日に行ったのがTrysundaという昔漁業が盛んだった島。
今はスウェーデン人ののんびり夏休みを楽しむ場所。
あまり観光地化されていなくて、地元スウェーデン人ばっかり。
ちょっと居心地の悪さを感じるくらいだったけど、
一歩、集落を離れると自然がそのままの形で残されていました。
ここはスウェーデンで一番キレイな島、だそうです。



  

珍しく砂浜があり、砂利の浜もあり、岩盤の浜もあり。
歩いて回れるくらいなのに、多彩で自然が豊か。人も少ないし。
とてものんびりと癒される時間を過ごすことができました。

機会があれば、ぜひ、スウェーデンの北方への旅行、おススメです☆


 


スウェーデンの北方、Umeåのちょっと南にある
Örnsköldsvikという町とその周辺へ行ってきました。
私はバックパック一つでアジアを三カ月周るとか
ストイックな旅行にはあまり興味がそそられないのだけど
何か見たい、行きたい場所があると、それがどんなに
マニアックで行くのが大変でもどうしても行きたくて
一人でふらっと行ってしまう事がしばしばあります。
だから一人旅も結構すき。楽しいことは、友だちとの
旅行よりも減るかもしれないけど、その分、
いろんなことを感じて、それをゆっくり吸収することが
できるし、いろいろ考えたり、何も考えなかったり
そんな贅沢な時間を過ごせると思うから。今回もそんな旅。

 

とりあえず、スウェーデンの自然に感動しました。
この大地は、氷河期に氷によって沈められた台地が
氷が溶けるとともに、徐々に隆起してきて、こうなったもの。
今でも1年に1センチくらいは隆起しているのだそうです。
自然の中の時間感覚は気が遠くなるくらいゆーっくり。
半年先とか気にしてる自分、ちっちゃいなーって思いました。
たった5ミリ…。そんなもの。

 


ここの自然はスケールは大きいのだけど、ノルウェーの自然のように
人を寄せ付けない、神秘的な、言うなら、違う世界の
入口に来てしまった様な、恐怖さえ感じるものではなく、
標高がそこまで高くないおかげで、山というよりも森の中を
散策している感覚で、自然が豊かで生命力に溢れる。
私は、こういう倒れた木から新しい芽とか、緑が
んー・・・って出てきてるのがすごくすき。生きてるなーと思う。


 


自然の中の花は華やかさには欠けるけど、小さくひっそりと
でもキレイな色をして咲いている様子がカワイイ。
それとここの石は特徴的で、赤っぽい花崗岩が主流。
自然にでてきた微妙な色に、これまた感動。

とても個人的な感想になってしまった気がするけど
今回の旅行はとても満足のするものでした。

そして旅行中、少し前までは確かに
ここはスウェーデンだから何をするのも不安、
と思っていたのが
ここはスウェーデンだからどうにかなるだろう、
と思っている自分に気がつきました。成長したなー。

旅の詳細はまた後日。
天気にも恵まれ、たくさんのキレイな景色に出会えました!

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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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