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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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何もできない、と言いつつ、休み第一週に
船でヘルシンキに行っていました。
前も訪ねた知り合いにご挨拶に。
フィンランド人の奥さんとインド人の旦那さん。
12歳と16歳の息子たち。久々の再会。
子どもたちは大きくなっていました。
そして、、、喧嘩はするは、私の気を
常に惹こうとするは、久々に賑やかな日々。


 

まずは連れて行ってもらったのは世界遺産にもなっている
スオメンリンナ島というヘルシンキから船で数分の場所。
昔、スウェーデン領だった頃、ロシアからの攻撃を
防ぐために造られた要塞がまだ残っています。
バイキングラインとかに乗ると、海からこの島が見えます。


 

マニアックだけど、要塞が日本の城壁のようで、
でもちょっと違くてほれぼれしてしまいました。
昔の人の造ったものってキレイです。
天気もよく、ピクニックしつつのんびり休暇でした。




次の日に連れて行ってもらったのが、郊外にある
アトリエのような小さな美術館。素敵な建物。
アーティストの人がアトリエとして使うために
元々は建てられたものの様です。
森の中にあって、いい環境。


 

その後にしたのが、イチゴ狩り!こっちでもイチゴ狩りがあるとは。
食べるのは好きなだけ無料でできます。でもお持ち帰りの分は
お金を払って買ってきます。採りたてのイチゴは美味しかった。
みんな夢中で、もくもくとイチゴを摘んで食べる・・・。
おなかいっぱいでした。


 

他には一緒にカレーを作ったり、手巻きずしをしたり
折り紙を折ったり、夏休み中の子どもたちと
楽しい、賑やかな家族っぽい時間を過ごしました。
久しぶりにやんちゃな男の子と長い時間一緒にいて、
そういえばこんなんだったなーと色々思い出していました。




週末にクリスマスマーケットを目当てにスウェーデンの北
ダーラナ地方に位置するFalunに初めて行ってきました。
ストックホルムよりも寒く、暗くなるのが早かったけど、
小さいスケールの町の景色とか自然とかキレイでした。
雪もたっぷり積もってて、本の中の世界が広がってるみたい。


 


今回は友だちの友だちを訪ねての旅。
ストックホルムの人とはちょっと違って
何と言うか、、とても温かい家族でした。
最近、スウェーデン人に感じていた冷たいとか
マイナスのイメージが払しょくされました。
前にも田舎町の家にお世話になったことがあるのだけど
よく考えたら、その時はスウェーデン語が話せなかった。
今回、とっても家族の人たちが親切で温かく感じたのは
言葉のおかげもあったのかもしれない、
と帰って来てから気がつきました。

写真は家族のワンコたちとFalun名物のFalukorv。


 


そしてお目当てのクリスマスマーケット!
全て手作りのもの、そして規模も大きい。
何を買うか迷いに迷って、でも寒いから決断は早めに。
寒くなかったら一日中でも見て回れそうでした。
このマーケットがあったのは銅山の跡地。
雪に埋もれて、迫力がありました。
何となくラピュタに出てくる洞窟みたい、とか思った。


ダーラナは夏もきれいだから、また行かなきゃ!





 
 

夏休み、最後のお出かけ、ヨーテボリから帰ってきました。
今回はちょっとゆっくりできて、友だちの展示を見たり
今まで行ったことのないエリアに行ったり、でものんびり過ごしました。
アートは自分にはできないから、やっぱりすごいと思う。
でもそういうのを見てると何か作りたくなります。


 

そして今回の目的のもう一つは、ボランティアをやった時からの
デザイナーのお友だちと息子を訪ねて、オーサという
ヨーテボリから電車で30分くらいの場所へ。
駅に着いたら、国旗を持って、お出迎え。相変わらずです。
日本が大好きで日本でどうにかデザインを広めたい彼。
彼ほど精力的に日本進出を目指してるのはすごいと思う。
そして、今年の秋もEUの何たらで日本で展示をやるらしい!
また、日本、行くみたいです。

彼の家は歩いて5分ほどで海に出られて、こじんまりした一軒家と
広ーいお庭がある、のんびり暮らすには素敵な場所。
息子も元気いっぱいで、侍Tシャツを着せられてた。。。
でも、まさか本当に彼の家を訪ねる日が来るとは
思ってなかったら、お互い驚きつつ、嬉しかったです。
昔の東京での写真を一緒に見たり、楽しい時間でした。


そして明日からいよいよお仕事開始です!


そしてオランダから南下してベルギーへ。
電車でちょっとで別の国になってしまうのは未だに不思議。

まずはアントワープ。

 

ここはフランダースの犬の舞台。
小さい時、私も早朝からテレビの再放送見ていました。
ネロが憧れていたルーベンスの絵というのが
ノートルダム寺院にあります。宗教画は興味がないのだけど
ここでは、感動してしまいました。神秘的にキレイ。
でもアントワープの町はフランダースの犬のイメージで
行ってしまったら大間違いで、古い建物も残ってはいたけど
すっかりモダンな街。当たり前か・・・。



   

そして最後はブリュッセルへ。さすが古くからのヨーロッパの中心。
建物に重みと歴史を感じました。規模がやっぱり違う。
古い街並みが多く残されていて、石畳と教会、王宮そして公園。



 

まっすぐに延びる大通り、そしてその視線の先に見える教会。
ヨーロッパだーと思ってしまいます。昔の人ってすごいなぁ。




それともちろん小便小僧も見てきました。
これで世界三大がっかり、制覇です。
まぁ、うん、小さくてかわいい感じでした。



 


そしてブリュッセルといえばアールヌーボー建築。
大学生の時、アールヌーボーとかデコとか良く分からずに
授業を聞いていたけど、今になって、実物をみてちょっと納得。
日本でもこんな影響を受けた建物見たことあるかも。
やっぱりこういうのは実物を見ないとしっくりこない。
けどもっと授業をちゃんと聞いていればよかったと
今になって、ヨーロッパを旅行してみて思うのでした。


私の夏休みは大まかに三本立てになっていて
二本目はオランダ、ベルギー旅行でした。
と言っても引っ越しを控えていてあまり時間がなく
どたばたの4泊5日。でも楽しかった!

まずは友人の案内でオランダ。


  


オランダと言えば、運河、跳ね橋、そして花とミッフィーちゃん。
モダンな雰囲気がスウェーデンよりも強く、自由で
人ももっとフレンドリーで賑やか。
アムステルダムは歩けば水にぶつかり、風景には必ず水が。
でもストックホルムとはまた違くて人によって
作られたそれは整然としていてキレイです。
でも水際ギリギリに建てられた家を見ると浸水しそうで緊張する。


 

それからマニアックなことを言わせてもらえれば
道路の舗装のデザインが工夫してあって目を引きます。
あと橋のデザインがオシャレ。そしてベンチとか電灯、自転車ラック、防音壁
などなどのストリートファーニチャーがモダン。


  


別の日に行ったのがクレラー・ミュラーという美術館のある公園。
美術館ももちろん見ごたえがあったのだけど、公園がまた素敵!
入口に貸し自転車があって、自転車で回るための公園です。
自転車のための公園というと、ガッツリ、体育会系サイクリングを
私はイメージしてしまうけど、ここはそうではなくて
公園のスケールが自転車でできているということで
走っていると程良く景色が変わって、森の中、サバンナ、美術館
そして砂丘にも辿りつきます。美術館の外にも作品があって
それを見ながらフラフラしてると、また自転車道に戻る、みたいな。
この日は天気がよくて、とても気持ちがよかった。
こんな公園が日本にもあれば、と思う場所でした。


短時間で見たいものは見れて、満足のオランダでした。
現地を知ってる友だちがいるかいないかでは大違い。
今回もお世話になってしまいました。ありがとう!
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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