夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スウェーデンにはムッレと呼ばれる森の妖精(?)が
いると言われています。でも、これは物語とか
そういうのではなく、環境教育の一環のようなもの。
私のスウェーデン人の友だちも小さい時に
幼稚園か何かの行事で森に行って、ムッレと
遊んだ事があると言っていました。
そして、遊ぶだけじゃなくリサイクルについて
教えてもらったそうです。
スウェーデンに来る前から、この話は知っていて
興味はあったのですが、今まで特に関わる事はなく…。
ようやく、最近、日本人でその活動に関わっている方に
誘っていただき、参加する事ができました!
小学校に入る前の子どもたちが対象で
みんなで森へ行き、自然で遊ぶ。
遊びを上手に促してくれるのがムッレです。
プレーリーダーみたいな感じかな。
まずは目的地へ行くまでも、おもしろい。
途中に生えているつくしや、
咲いているブルーベリーの花、
ありの行列とその巣を見つけたり、
道端の花を摘んで、冠を作ったり、
見るもの、触れるものに好奇心を示す
子どもってやっぱりすごいなぁ、と。
そして目的地へ着いたら、火を焚いて
パンとソーセージを焼き、ホットドック。
この辺、すごくスウェーデンっぽい。
ごはんを食べたら、ムッレ役の方が用意してくれた
森の中での遊びをみんなでグループになってやります。
ジャンプしたりくぐったり、大股で歩いてみたり
的当てをしてみたり、そんな事をみんなでワイワイ。
みんな楽しそうでした。
この日はムッレの格好をした人まではいませんでしたが
ムッレになりきった人が出てくることもあるそう。
小さい時からこうやって自然と触れ合える
スウェーデン人はやっぱり羨ましい。
こういう環境教育って教室の中でやるよりも
数倍も説得力があると思います。
森林は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を
緩和するのに役立つから守る必要がある
ではなくて
森にはムッレが住んでいて、楽しい
遊び場だから守りたい
って思える方が数倍、身近に感じて
頑張れると思うのだけどな。
スウェーデン人をみてるとそんな感じがする。
日本でももっとこういう方向で環境問題を
考えるようにならないかなぁ。
最近、ついてないなーと思っていたら
今朝、とんでもない事をしてしまいました。。
いつものように自転車で出勤。
まずは急な坂道を下らないといけないのだけど
そこで、チワワ系の小さい犬を轢いてしまいました…
何て言うか・・・ありえない・・・。
自転車の前に現れ、鳥とか猫ならきっと
よけてくれただろうけど、そのチワワ系の犬は
吠えながら、無駄に動き回って私もよけきれなかった。。。
とりあえず、その犬はおびえてはいたけど、
その後、少し歩いてはいたし大丈夫なはず。
と願いたいです。怖くてその後どうなったかは聞けないよ。
たまにこういう、あり得ないような話が
私の身に起きるのですが、これはやっぱり
私がどんくさいからなのかなー・・・。
二度、犬には噛まれた事があって
もともとあんまり好きではなかったけど
これで小さい犬も苦手になりそう。トラウマだ。
ちゃんと犬には手綱をつけて下さい・・・。
ストックホルム郊外のTenstaと呼ばれる地域は
1970年代に起きたスウェーデンの住宅不足を
解消するために作られた、いわば団地です。
当時、できるだけ早く、安く、多くの住宅を
確保したいがために住環境が設計の中で
あまり配慮されず、次第に空き部屋が増え
今は移民が多く居着いてしまったエリア。
移民が多い場所では、やはり治安が悪かったり
スウェーデン社会からかけ離れたコミュニティーが
形成されてしまったりと色々問題視されています。
スウェーデン国内には同時期に作られた
住宅地がいくつかあり、これらは
ミリオンプロジェクトと呼ばれています。
実際に行ってみると、確かにスケールの大きい
箱型の住宅がコピペで配列され、
また、車道面積が広く、その車道が空間を分断して
しまい全体に一体感がなく、歩行者のための
空間になっていない感じが強い。
このだだっ広い芝生が典型的な
ミリオンプロジェクト地域のランドスケープ。
工事しやすいように、メンテナンスしやすいように。
そしてベランダから大きいパラボナアンテナが
つきだしているのも特徴の一つ。
ただ、このエリアはだいぶ前から問題視され、
改善策が試されているのも事実です。
若者向けの学校や施設が建てられたり
この駐車場を利用したスクエアは
ランドスケープの何かの賞もとったはず。
夏にはここで屋外映画とかワークショップ
的なものも行われていたようです。
そして私のスウェーデン人の友だちも
実は数年前にここに引っ越して来たの
ですが、彼女曰く、最近の若者で
ここに引っ越してくる人が増えているとか。
郊外といっても地下鉄が走り、20分くらいで
街の中心部にはつけられるし
家賃が安くて、賃貸で、比較的
手に入りやすいから。納得の理由。
時間が経つと価値観も変わり
新しい動きに繋がるのだなと思いました。
久しぶりに真面目な話でした。
スウェーデンにはTokyokörsbärと呼ばれる桜があります。
学名はPrunus x yedoensis。
最近の流行りで、新しい計画だと植えてあったり。
これは前回載せたピンク色の八重っぽい桜よりも
もっとソメイヨシノに近く、白っぽい花が咲きます。
でも植え方がやっぱり日本とは違うから
全体の雰囲気は違うのだけど。
でもみんな、上を見上げて笑顔になる感じは一緒。
スウェーデン人の同僚曰く、スウェーデンの人は
ピンクの桜が日本に咲く桜って思っているらしい。
まぁ、ピンクの方が実際可愛くて見ごたえが
あるのだけど、日本人の中には桜=白っていう
イメージがあるから、やっぱり初めてこの桜が
満開に咲いた日、何か嬉しかったです。
ちなみにこれはうちの会社の目の前にあるので
最近毎日、桜を見てなごんでいます。
あとどのくらい持つかなぁ。
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
ブログ内検索
PR