さくら祭り

今週の土曜日に毎年恒例のストックホルムでの
さくら祭りが開催されます！
何度か行ったことはあるのだけど
日本好きスウェーデン人が多く集まる日。
不思議なおたくに会える日。

今年は、なんとそこでチャリティーフリマを
することになりました。まさか自分が
イベントを運営する方に関わるとは・・・。

桜、まだ満開ではなさそうだけど
少しずつ咲き始めています。もっと咲いて
暖かくなるといいな。人もたくさん来ますように、
ということで、さっきてるてる坊主を
数年ぶりに作ってみました。

春・・・

　

今朝、目が覚めるとブラインドの外が明るくて
これは晴れたかな！と思って開けてみたら・・・・
雪が降っていました。スウェーデンの春…。あなどれない。

昨日、ストックホルムのバス地下鉄が乗れる定期が
今日で切れるから更新せずに自転車に乗ろう！
と思ったところにこの雪で、めげて一カ月分
また買ってしまいました。
うーん、さすがにもう雪はいいなぁ。桜が見たい。。

雪とEarth hour

春めいてきたと思ったら、昨日は雪でした。
寒い。。冬みたいな気温に逆戻り。
まだ冬ものコートをしまうには早いみたい。


　


全世界的にアースアワーってやっていたと思うのだけど。
20:30-21:30の間に電気を消そう！みたいなイベントです。
スウェーデンでも、ちらほらとそんな話を聞きました。
ストックホルム市のHPにも、公共施設の
電気を消すとか、大手の会社も電気を消すとか
書いてあったので、どれだけ街が暗くなるかと思い
その時間にストックホルムの中心部へ出かけて行きました。

でも、、、もともと暗いストックホルムの街中、
対してその差はわからなかった、というのが正直な感想。。
それよりも、むしろ、ここがストックホルムの中心部で
土曜日の夜なのに、こんなに活気がなく、暗くて
いいのだろうか、とそっちに疑問を抱きました。

と、アースアワーの主旨とはま逆の事を
考えてしまいました。でも、ま、外出して家にいなかった
ということは、家の電気を使わなかったということだから
自分的には満足な時間でした。

サマータイム

　


気がついたら先週末からサマータイムになっていました。
早い…でも確かに日が長くなって、暖かくなってきています。
湖の氷も溶けて、鳥がまた戻ってきたし、
近所に乗馬ができる場所（小さいけど）があるのだけど、
春になって馬も外に出てきていました。


　

忙しくしていた理由の一つが土曜日に行った
チャリティーイベント第四弾。
今回はメンバーの一人の伝手のお陰で
恥ずかしながらもラジオ出演まで…。緊張。。
そして場所も東アジア博物館のワークショップルームを
借りることができて、いつもとちょっと違う顔ぶれの
人たちも来てくれたりしました。嬉しい！
継続は力なりと言うけれど本当だなぁと実感。


でもそれと同時に時間が経つにつれ
地震についての人々の興味は薄れているような
感じもしました。私ももっと積極的に
話をすればよかったのかもしれないけど…。
何と言うか、日本から離れた国の人に対して
押しつけみたいに、同情をひこうとする
っていうのも違う気がしてて。。。でも
やっぱり忘れてはほしくない訳で。難しいなぁ。

けど、まぁ、少人数でも気にしてくれたら
それでいいのかな。とりあえず言い訳をせずに
続けて行かなきゃなぁ、と思いました。

外からの視線

今週は3月11日が過ぎたこともあって
ストックホルムでも地震、原発についての
レクチャーやドキュメンタリーの放映があり、
仕事後に行ってきました。
そして何だか切ない気持になりました。

世界的な視線、興味でみると今回の地震は
Fukushimaとも呼ばれ、Fukushima＝原発
と結びつけられてしまうようです。
レクチャーもドキュメンタリーも両方
メイントピックがフクシマと書かれていて
内容も主に、原発の被害がどれほどひどいか、
政府が大丈夫と言っている場所でも本当は危険とか
そういう話がメインでつまりはスウェーデンの
原発を廃止しよう、という流れでした。
もちろん、そういう議論は必要で
ここから学べる事は多いとは思います。

でも、個人的に、フクシマという単語が
県や市の名前であって、そこに街があって
人が住んでて、文化や歴史、美味しいごはん、
豊かな自然があって、のどかでというイメージを
一切持たずに、原発という意味になって
しまったというのは、切ないな。。
小学校の修学旅行で行った、とか
私の大切な友だちが住んでいる、とか
そういうことだけを私は思い出したいのに…。

でも、わからないじゃなくって
日本人なんだからもっとしっかり知って
考えなきゃいけないなと思いました。
そしてスウェーデン人みたいにしっかりと
声に出していかなきゃだめだよなとも思いました。