夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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金曜日、午後の仕事はメッセンジャー。
16時締切の書類を自転車で届けるというもの。
場所は市内だったけど書類を受け取ったのは15時。
間にあうとは思いつつ、久々の自転車にドキドキ。
季節はすっかり自転車シーズンになっていて
街中は気をつけてみたら、同じような
チャリンコライダーだらけ!
でも本当に気持ちが良かったです。
往復1時間半で、無事に任務終了。
ほっと一安心して、会社に戻ったら、、、アルコールくさい!
どうやら午後のfikaの時間にみんなでシャンペンを
飲んでいたらしく・・・。
うちの事務所では、大きな仕事の提出が終わると
それを祝うと称して、シャンペン飲んだりします。たまに。
みんな顔を赤らめ、上機嫌。そして私が
そのfikaに参加できなかったことを残念がってくれて。
でも私としては久々に自転車に乗れて
自転車欲が復活したので、十分満足。
引っ越ししたらまたチャリ通勤しなきゃなぁ。
何のことかと言うと、今日、会社でほぼ半日使っての
環境についての勉強会(?)がありました。
全員集まって、環境についてやってる会社
(どういう会社なのかよくわからないのだけど)
から人が来て、3時間半もプレゼンを聞くというもの。
しかも、何かランドスケープに特化した内容かと
思いきや、すごい一般的な話。
生態系とかオゾンとか温暖化、電力などなど。
牛肉より羊肉が環境にいいだとか、飛行機はよくないとか。
スウェーデン語がわからなくても、プレゼンの絵から
どんな話をしているのか想像つく程度のことでした。
でもそのプレゼンを聞き終わった同僚は
面白いね、考えさせられるよー
と本気で言っていたのでちょっと驚き。
こういう点でスウェーデン人って素直?な気がする。
日本だったら、こんなの意味ないよ・・・
みたいな冷めた目で見てしまいそう(私がそうなんだけど)
時間が無駄だから仕事しようよ、と思ってしまった自分、反省。
でもスウェーデン人の環境意識には日頃矛盾を感じます。
みんな意識はしてるし、エコマークついてる食品とか
商品を積極的に買うとか、公共交通機関に乗るとか
自然の中で過ごすとか、そういうのは進んでる。
でも普段、いくら自転車に乗ってても、年に何度も
飛行機乗って旅行に行ったら、結局CO2排出とかダメだと思うし
それに食事とか残すのも結構平気でしちゃうし
電気の付けっぱなしとか気にしないし
リサイクル意識も人によってまちまちで微妙だと思う。
スウェーデンに緑地、自然がたくさん残っているのは事実。
でもスウェーデン=環境大国ってちょっと疑問かも。
にしても会社でこういう時間を取るっていうのはすごいな。
一年に一度くらい、残業してまで終わらせなきゃいけないことがあります。
今週がその週でした。珍しく23時過ぎの帰宅。
毎日22時過ぎに帰宅する働く人、尊敬します。
というのも月曜の朝締め切りのコンペに参加していて
金曜日の午後までに終わらせると決めていたから。
大変ではあったけど、久しぶりに仕事した!という実感。
このコンペは新しい公園の提案だったんだけど
初ミーティングがあったのが一カ月前とかなり短期。
でもだからこそ初めから最後までしっかり参加させてもらえました。
やっぱり、人に必要とされて、自分がいなきゃいけない
というのは仕事をするモチベーションがあがります。
そして面白かったのが、私の作ったイメージプランを見た
同僚のほとんどが、日本っぽい!と言ったこと。
でも伝統的な古風な日本風とかではなく
どちらかというとハローキティ的な感じ、とのこと。
それか Godis (キャンディー)みたいだねとか
カラフルだねとか。。。好意的に言っているのか
否定的なのかはよく読みとれなかったけど・・・。
とりあえず、スウェーデンっぽくはない、らしいです。
自分ではあまり意識していなかったのだけど
そういう感想をもらえるのはおもしろい!
でもそう言えば、昔から私の書くものは子どもっぽい
(良い意味で言ってくれてると思う)とか
キレイというよりカワイイと言われてた気がするから。
結局、変わっていないということなのでしょう。
とにかく、コンペ、とれるといいなぁー!
仕事の延長の話がつきました。
先々週に話を切り出してから、ボスが病欠に入り・・・
返事は待ちぼうけだったのですが、今朝呼ばれて
「夏まで残ってほしい」
というようなことを言われました。
何となく大丈夫だろうと思ってはいたけど
正式に言ってもらえるとホッとする。
まだ詳細は交渉してないのだけど、とりあえずは。
何だかすっきりしない日々を今月に入ってから過ごしてたけど
こんなのを続けてたら病んでしまいそう、と思いつつ
また夏までという中途半端な話ではあるのだけど
もうスウェーデンイヤだと何度も思っていたのだけど
そしてこれからもそう思うことあるというのも予想できるけど
私なんて楽しく会話もできないし、大して役に立ってないのでは、
と勝手に悩むこともしばしばあったから
残ってほしいと言ってもらえるのは、、、素直に嬉しい。
そして一緒に心から喜んでくれた同僚にも感謝。
スウェーデン語、頑張っててよかった。
いろいろ投げ出さなくてよかった、という気持ちでいっぱいです。
そしてみなさん、いつも応援ありがとう。
もう少し、私はスウェーデンでガンバリマス!
先週の水曜の午後から日曜の夕方まで、会社の研修旅行で
コペンハーゲンとマルメに行ってきました。
去年のノルウェー旅行もなかなかだったけど
今年の旅行も結構ハードでした。
まず一日目は会社内会議?のようなものがあって
会議室みたいなとこで一日中、会社の問題点、改善方法について話し合う。
日常会話以上の単語がどんどん出てきて、理解しがたい。。
でも何か言わなきゃ。。。途中で私の集中力は限界が来ました。
そして二日目はスウェーデンのランドスケープ学会のようなもの。
プレゼンは面白いのもあったのだけど、マルメ開催ということもあり
南方なまりのプレゼンとかデンマーク語だったり。
午後には私のスウェーデン語容量はオーバー。。。
頭をすっかり使い果たした三日目は小雨降る中
コペンハーゲンの街中を一日中、自転車で走り回る。
最終日も午前中は自転車でマルメのプロジェクト巡り。
写真はその時の。お揃いのヘルメットを被り全身フル装備!
そして子どもの遊び場とか公園の写真を撮りまくる。
絶対、私たち傍目から怪しかったと思う。。。
斬新なプロジェクトがたくさんあって面白かったけど
ここで体力も使い果たしました。
今回の旅行でまだまだスウェーデン語が足りてないことを痛感。
旅行中は特に疲れていたから、自分から積極的に
みんなに話しかけることをあまりしなかったのだけど
そうすると、気がつくと一人でいることが多かった。
こういう時にスウェーデン人のほっとく文化がちょっと辛い。
集団でいて、一人取り残されている人がいると
日本だと誰かが話しかけたり、相手してあげたりということが
結構あたりまえだと思うけど、ここでは違うと感じます。
新人さんとかがいてあんまり話についていけてなくても
放置する傾向にある、というか。嫌がらせをしてるとかではないし
私の同僚もみんな本当にいい人なんだけど。
自分が話したい人と話す、みたいな。そういう文化なんだろうなぁ。
そして話しかけられてもやっぱり語彙が足りなくて
深い話ができないし、面白いことを話せないし
だからみんな自然と私に話しかけてこないんだろうなーとか
旅行中に考えて、ちょっと切なくなりました。
と言っても、私がそう感じるほどに向こうは何も思ってなくて
避けてるとかではなく、自然にそうしてるだけなんだと思うけど。
それはわかってはいるのだけど、やっぱりちょっと寂しい。
とくに5日間朝から晩までずーっと一緒だったから
普段はあまり意識してなかったことも感じちゃったり。
勉強になったけど自己嫌悪に陥ることも多い旅行でした。
言葉も文化も人との接し方も違うと難しいなー。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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