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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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前のブログにも書いたけど、先週、誕生日を迎えました。
今年の誕生日は、いったい何人の人におめでとうを言ってもらって
何回お祝いをしてもらい、プレゼントをもらったのか…。
まずは日本にいる時に、家族と一緒にケーキを食べ、
誕生日の日、周辺には世界中のいろいろな場所からメールが届き、
当日は会社でも誕生日Fikaをして、後で花束をもらい
夜は日本人の友だちとレストランに行き、
週末に会った友だちからもプレゼントをもらい

そして今日、予想なんてしていなかったのだけど
スウェーデン語のクラスでも休憩時間に友だちが分担して
マフィンを焼いたり、ジュースを持って来てくれたりして
小さいパーティをしてくれました。何だか信じられない。

27年間で得たものがこれだったら、私の人生は
なかなか悪くないな、って思いました。
迷うことも悩むことも落ち込むこともあるけど
これだけの人に気にかけてもらえて、助けてもらえて
一緒にいてもらえるなら、どこででもやっていける、
そう思った誕生日でした。みなさん、ありがとう♪






遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします!


12月から引き続き、怒涛の年末年始が過ぎて行って
その勢いのまま仕事が始まり、日常に戻り。。
ようやく週末になってホッと一息です。
この慌ただしさが2011年を象徴していたら、、、イヤだな。

いろいろ書きたいことがあったはずなのだけど…


とりあえず、日本にちょっとだけ帰っていました。
会えなかったみなさま、連絡さえできなかったみなさま
ゴメンナサイ!二週間はやっぱり短い。
でもその短期間に時間を作ってくれたみなさま、ありがとう☆

時間が経つ毎に帰国した時に感じるギャップが大きくなってるような。
久々の家族そろってのお正月を過ごし、当たり前なのだけど
どんどん年を取っていて、助けが前よりも必要になってる
家族の様子を目の当たりにすると、切ない気持になります。
そして何だかんだ大変そうだけど、好きな人に囲まれ
話せる仲間に囲まれ当たり前に生活してる友だちを見ると
やっぱり、帰りたくなる・・・かも。

初もうでに行って、お願いをしようと思った時に
今は具体的に何をお願いしていいかわからなくて
幸せで健康な1年に、みたいなことしか言えなかった。
日本に帰りたいのかスウェーデンに残りたいのか、
仕事で成功したいのか、また何か勉強でもしたいのか
はたまた、結婚でもしたいのか…わからないっ!
今、突然、一つだけお願いを叶えてあげると言われたら
丈夫な胃腸がほしい!とか言っちゃいそう。
直接的なお願いが怖くてできない気がするなぁ。

そんな感じで始まった2011年だけど、
あっという間に1月も半分が過ぎようとしてて、
気がついたらまた一つ歳をとっていました。
瞬間を大事にしないと、知らない間に
どんどん時間が過ぎて行く気がします。
もっと丁寧に生活したいなー。


誕生日にボスからもらった花束
桜とチューリップで春を先取りです☆




“人のためにいいことをすると自分に必ず返ってくる”

これって私が前から信じていることです。
直接その人からでなくても、すぐにではなくても
いつか自分に見返りがあるからと思いながら、
人のために何かしようって思っています。
別に100%慈善の気持ちではなくても、いつか戻ってくる
だろう自分自身のため、と考えるとやらなきゃなって気分になるから。

そうしたら、最近、同じようなことを言ってる人がいて、
ちょっと驚いたけど、嬉しかった。


改めてこのことについて考えてみて、これは日本だから通用する
考え方なのではと、ふと思いました。自分を少し犠牲にしてでも
他人に尽くすことが美徳とされるのは、日本だけ
(こういう説教は中国から来てるかもだけど)じゃないかと。
よく言われるように、スウェーデンは基本、個人主義だから。
自分を犠牲にしてまでは他人のために動かない。
というかそんなことをする必要はないっていう考え方なんだと思う。
だから離婚率も高いし仕事に人生をかけたりしない。


私だったら、少し自分が損しても、やりくりできる程度なら
人のために何かしてもいいかなって思うんだけど。
きっとスウェーデン人はそう思わないのでは、と感じることがあります。


全てのスウェーデン人がそうで、日本人全てがいい
とは思わないし、個人差はもちろんあるのだけど
一般的な道徳?常識?みたいなとこの差を感じます。


それって結局全てに繋がっていて、だから日本人は仕事を
一生懸命、会社のためとか仕事のためといってできるのではないかな。
見えない他人のため、喜んでくれるだれかのために
少しくらい自分を犠牲にしても、頑張ろう!みたいな感じで。
だからそういう考え方がないスウェーデン人からしてみると
何のために頑張っているのか、仕事をしているのか
理解できないのかなーと、ふと思ったのでした。


外国に暮らすと日本で当たり前と思ってたことが
そうではないってことが多くて、改めて、日本人の
いいとこ悪いとこ見えてきます。勉強になります。






秋が来ています。天気の悪い日が増えてきて
気温が低くなってきてて、空気が違う。
ここに残暑なんて言葉はないんだろうな。


新居があるのはちょっとだけ郊外。
前の部屋があった環境とは違っていて
住む隣人も雰囲気が違っていて
部屋はむしろ良くなってるのだけど
少し、前のアパートが懐かしい。


そしてついに夏休みの終わりが見えてきて
来週からまた仕事が始まります。
自分が不安に考えるよりも、モノゴトは
何でもなく流れて行くのはわかってるけど
仕事、スウェーデン語のことを考えるとドキドキする。


でもその前に明日から友だちの展示会を見に
ヨーテボリまで行ってきます。
三本立ての最後。あぁ、夏が終わるよー・・・。






日本でいう3月見たいな感じ。
スウェーデンはこの時期が卒業シーズンだから。
と、言うことは学生だった友だちが
卒業してスウェーデンを離れる季節、ということ。
去年もそうだったけど、ここのところ毎週、毎週
お別れパーティがあって、スウェーデンを離れて行きます。
取り残されていくこの感じ…寂しい。。。


残りたくても残れない人もいるわけで
しかも仕事があるなんて恵まれたこととは
分かっているのだけど、去年とは違って
あとどれくらい残るのかわからない今は
気がつくと、自問自答。何でここにいるんだろう…。


スウェーデンにいて不安がやってくると
日本に帰ったら全てが解決して、平和に暮らせる
気がしているけど、日本に帰ったからと言って
万事がうまくいくはずはない、よね。
でも日本にいる限り、そこにいる理由が必要なくて
日本にいる日本人になんで日本に住んでるの?
なんて聞く人はいないだろうし。
何となくで毎日を過ごすことはできるはず。

今、スウェーデンにいる限り、私にはここに住み
ここで暮らす理由が必要で、それが見えなくなると
不安になります。他人に聞かれるのはもう慣れて
この国が好きだから、と言ってる時はいいのだけど
自分で冷静に考えだすとわからなくて不安になる。


みんなが当たり前のように国に帰って行く中
残るっていうのは結構、大変。
そして、そんなこと全然考えなくてよくて
夏休みを目の前に浮かれてるスウェーデン人をみてると
ちょっと腹が立つ(笑
そうじゃなくて、一緒にテンション上げて行かなきゃだなー。

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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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