夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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今年も会社でクリスマスディナーがありました。
日本的には忘年会のようなものかな。
場所は今年オープンしたてのartipelagという
小さなコンサートホールや展示場の中に
併設されているレストラン。
街中からタクシー使っても20分くらい。
結構、森の中にありました。
着いたときはもう真っ暗。
ってこの季節16時には真っ暗ですが。
写真はレストランからの風景。
雪が積もって幻想的。素敵な場所。
メニューも伝統的なスウェーデン料理。
前菜に、ニシンの酢漬け、サーモン
ハムやチーズが出て、メインはソーセージと
ミートボール、ヤンソンスフレステルセ
と呼ばれるポテトとアンチョビのグラタン。
それにデザートがブッフェ形式です。
最後に食べれてちょっと満足!
スウェーデンの生活の中で一番、違和感
というか違いを感じたのが仕事場でした。
最近、ようやくその違いを受け入れられる
ようになってきた気がします。個人の性格とか
そういう問題ではなくって、こういうやり方
がここでは当たり前で、それに対して
落ち込んだり、悩んではいけないのだな、と。
まぁ、吹っ切れることを学んだというか。
同僚とも仲良くなってたんだなーと
改めて感じた、そんなクリスマス会でした。
またこの話、と思うかもしれませんが
まだまだこれはプロセスの途中。
先週、みんなでワークショップがありました。
前にも書いたように外部の人が入って
ワークショップを進行。
面白かったのは、まず始めに3,4人でグループを
作って、お互いのいいとこを探すというもの。
普段は思っているけど言わないことを書き出して
その後でみんなの前で言う。なんか妙に緊張。
私は、常に平常心で仕事が丁寧で早いとか
信頼できる、礼儀正しい、ポジティブ等々
色々と褒めてもらいました。
大人になってから褒められることなんて
あんまりないから正直、良い気分になる。
そしてこれはみんなに言えることで
何となく、その後の会社の雰囲気がいいような。
その後はポストイットを使って
仕事において必要なもの、
うちの会社で欠けているものを
書き出して貼り出してディスカッション。
結局、時間が来て解決策の話までできず
また後日集まることになりました。
でも、なんか今回はみんなの反応が
いつもよりポジティブな感じ。
この先、何か変わるのかな。
とりあえず、スウェーデンでは
向上するために話し合うこと、
これが大事なのは間違いない。
今日、晴れていたのに寒くて
自転車に乗っていて、風がすごく冷たくて
もう秋になってしまったと実感。
なんか、切ない。
夏休み明け、実は2人も新しい社員が入りました。
というのも、夏休みから産休に入ったママ一人、
再来週から育休に入るパパ一人、
来月から半年無給休暇をとって旅行に行く人一人。
またしても、人の入れ替わりが激しい!
そして今日から仕事を始めたのはドイツ人の男の人。
スウェーデン人の奥さんがいて、在スウェ歴6年。
となると、もうスウェーデン人です、はい。
北欧人、ドイツ人、オランダ人、これらは言語が
似ているから短期間で流暢なスウェーデン語
を習得できる。彼も、まったく問題なし。羨ましい…
さらに彼のすごいところは、初日に
アップルケーキを焼いて持って来た、というところ。
一気にみんなの心を掴んでいました。
スウェーデン人を分かっているな、このドイツ人
と思いながらその光景を眺めていた私。
しかもとても気さくでオープンで話し上手でいい人。
これ、スウェーデンで働く上で一番大事です。
スウェーデンの環境に溶け込む為の
重要なポイントを押さえている彼を見て
何だか、感心してしまいました。
これができたらきっとスウェーデン社会に
受け入れられるのは簡単なんだろうな。
文句を言うのではなく、溶け込む努力、
必要だなと考えさせられました。
今日はようやく夏らしい、一日中日差しの強い
半そででいられる天気になりました。
そしてこれぞスウェーデンの夏の景色。。。
前回の続きになりますが、
考え方の違いでやっぱり一番、気になるし
理解できないのは仕事に対すること。
この時期、もっぱら話は夏休みについて。
どれだけ長く取れるか、を自慢し合うみたいな。
良い仕事=長く休みを取れる
っていう方程式はやっぱ、受け入れられないなぁ…
前に辞めた同僚が、給料交渉の時に
これ以上給料を上げる事はできないけど
有休を一週間増やす事でどうだろう
という交渉にのって、転職を決意したと
言っていました。私からするとすごい考え方。
だから、残業までして、休みが少なく
働く日本人はなんて不幸なんだろう、
と本気で言われます。仕事のやりがいとか
他人のためにとか説明するんだけど
これまた、理解はしてもらえない。
そういう考え方が根本的にないんだと思う。
休みがあるのはいいことだけど、
こうやってみんなが休みをとることで
起こるマイナスの面を全く考えずに
休みがあること=良い事とするのは
腑に落ちないのです。
例えば、ストックホルム市のホームページに
記載されている、
”この公園は20xx年x月に完成予定”
というのはあまり当てにならず、
平気で1年とか先延ばしにされます。
その分、私たちの税金が使われて
余計な事にお金がかかっているとか
工事で公園がしばらく使えなくなる不便とか
起こっているはずなのだけど
そこに文句を言う人は、どうやらあまり
いないようです。その辺、忍耐強いのか。
何はともあれ、私の会社も来週から
4週間の夏休みに入ります。
どっちがいいか、答えはないのだろうな。
今日は朝から用事がありガムラスタンへ。
というのも、スウェーデンの会社では
労働環境というのもとても重要視されていて
私の会社でもよく環境向上のために何をすれば…
みたいな話し合いがされています。
今年はついに外部の専門家を呼んで、
その人(外部の人)と全員が個人面談までして
会社内の問題をみつけ、解決しようということに
なっています。今日が私の面談の日でした。
外部の人であり、話した内容は匿名でしか
報告はされないということで、だいぶ自由に
話ができるというのが狙い。
私も結構、思っている事を言えたような。
でも、自分の不満というより、会社全体の
雰囲気みたいな話が多くなってたようで
面談の最後に、全体をうまく観察して
会社の雰囲気をよく把握、分析しているね、
と言われてしまいました。
この能力、日本で働くならとても重要だと思う。
けど、ここにいたらもしかして無駄な能力
なのかもしれないな、とふと感じました。
だから無意味に気を遣って疲れたり
してしまうのだろうと。もっと自己中心的に
なれたらいいのだけど・・・。
全員の面談が終わったら、今度は
全体でワークショップ的なものが
行われる予定です。果たして労働環境の
改善は成功するのか、気になるとこです。
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プロフィール
HN:
あっこ
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40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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