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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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1980年代にはミリオンプログラムの反省を生かし
新しいタイプの都市計画が考えられ始めました。

 
(Skarpnäck 
ファサードを意識した建築/街路樹があり人があるくスケールの道)



建築の素材やデザインにも変化が見られ、
画一的ではなくバリエーションを持たせ、
空間も非対称的な規則的ではない構成。
また図書館やカフェ、公共施設、緑空間、
公園等も積極的に併設されるように。
早さ、安さ重視から質へと感心が移って
行ったと言われています。


そして1990年代に入ると、新たな土地を
開発するのではなく、元工業地域や車両基地跡、
港の跡地の土地再利用計画、特にこういった場所の
多くが水運の便を考え水辺に多かったことから、
今は水辺の近くに住むということが人気になっています。

 
(Nacka saltsjö
元工場だった建物の再利用/スケールの小さな建物)


そういった地域は比較的都市中心部から近い
というメリットもあり、今は公共交通機関の整備や
自転車道の確保も同時に行われ、車がなくとも
生活できるような環境を整えることが重要視。
また、地域内の特徴としては、地域内では
車の立ち入りを制限し、人が歩きまわれるのに
よいスケールで作られていることが多いです。


(Årstadal
最近よく見られる水に面したアパート/親水エリアと奥のオフィス群)


建物もミリオンプログラムの時の反省から、
一つ一つことなるデザインが見られ、
ファサードやバルコニー、屋根の形状をみても
それぞれに特徴のあるものが増えています。

 
(Henriksdalshamnen
水辺に面したアパート/中庭)


ただ、建物自体にはいろいろな形や色が
使われ多様にはなっていますが
だいたいの雰囲気は似たものが多く
最近の住宅地もそれはそれで地域の特色
というものはないような気がするのですが…
そしてやはりこういう地域は高いので
なかなか簡単に買うわけにも行きません。
また、建築ラッシュと言われているにも
関わらず未だにストックホルムの
住宅不足問題は解決されていない
というのが現状のようです。
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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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