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夢見ていたスウェーデンでの生活がついに始まりました
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真面目な話の続き・・・

■■■

1940年代に入っても住宅不足は改善されず
効率化がさらに重視され”punkthus”と呼ばれる
高層のアパート(8-9階)が建てられるようになりました。

 
(Västra skogen punkthus)


縦長の建物はエレベーターが一つですむし、
どの部屋にも光が入りやすいということで、人気に。
またこの当時、世界的に広まったルコルビジェの著書
【輝く都市】で言われているような考え方も影響している
と言われています。どういうことかと言うと、
公園の中に建物が存在しているという構図。
つまり建物の敷地面積を減らし、その分階を増やし、
上へ延びて行く事で、周囲の自然環境をできるだけ
確保することができる、という考え方です。
日本の団地もこういう意図のもとに建てられたはず。

この考え方は自然が多くのこされている
ストックホルムに新たに住宅地を建設するにあたって、
受け入れやすい考え方で、建物が緑に
囲まれている環境は好まれました。



(Gärdetエリア。この時期に建てられた典型的なエリアの一つ。
低層とpunkhusが混在し、さらに建物の間に多くの緑地が確保されている)
*写真がみずらいのが申し訳ないのですが…


他にもこのpunkthus型のアパートは遠くからでも
目立つのでストックホルムのいたるところで
見られます。低層のアパートややたら長いアパート
と一緒に建てられていることが多いかも。
いいアクセントになるのかな。

この辺りまでの都市計画は今でも比較的、
批判が少ないように思います。
でもこれでも住宅不足は解消されず
さらに先へと進んで行きました。

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プロフィール
HN:
あっこ
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/01/11
職業:
ランドスケープアーキテクト
自己紹介:
ストックホルム工科大学(KTH)での2年間の留学を経て、ランドスケープアーキテクトとしてストックホルムにて働いています。
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